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2024.05 振り返り

2024年5月に描いた絵まとめ

2024.05.31 今月描いた絵

5月もあっという間に過ぎた。何をやったかな?……と、考えてしまうけれど、今月は本屋さん主催のトークイベント参加と美術館&散策をしたので備忘録。

本屋さんイベントは大田区にある『葉々社』主催で、翻訳家 柴田元幸氏によるエドワード・ゴーリーに関するトークイベント。


うろん君のカード。たなびくマフラーとハイカットスニーカーが印象的。
うろん君。スニーカー履いてるってのが特に好き

ゴーリー作品、沢山は読んでないし作者についてはあまり知らないけれど、いくつか特に気に入っている本があるので思い切って参加してみた。
今回のイベントでは翻訳者による朗読と、ゴーリーに関するエピソード紹介など。
ゴーリーと言えば子供が可哀想なところが苦手でもあるけど、『The Beastly Baby』朗読を聞いて厭な作品なのだけどヒッチコックの映画を観ているような緊張感、後味の悪さがありとても良いと思えた。この感覚の変化は加齢かもしれない。10代だと耐えられなかったと思う。
話は苦手だけど手元に本が置きたくなると思えるくらい面白い作品。

イベントの最後は日本未翻訳作品の朗読。もう嫌すぎる作品だった(笑)
どんな顔して聞くのが正解かな?と考えながら神妙な顔で聞いていた。
北斎の描いた春画にインスピレーション受けたピカソの作品をバルセロナのピカソミュージアムで見たときのことを思い出していた。

ピカソ繋がりで、5月は青山のYOKU MOKUミュージアムでピカソのセラミック作品鑑賞もした。

青山の住宅街に佇む、白と青と瓦屋根が印象的な美術館
YOKU MOKUミュージアム
ピカソ作。ウニをモチーフにした深さのある皿。青緑色が海の中みたい。
ウニをモチーフにした器。この青と緑の色合いが海の中みたいで好き。
美術館2階。白い壁面に飾られたいくつもの皿の作品。天井から自然光が入り美しい。
壁に飾られた皿たち

普段テーブルの上で見る形のものたちが壁に掛けられるとなんだか雰囲気が違って見える。
陶器市とか見て回るのも好きだけど、あそこは基本的に日常使いを通して生活を彩るする作品たちで、こちらは空間を彩り鑑賞する作品たち。その差は機能性以外だと、あとは身も蓋もないけどやはり稀少さにつきるのかも?

そんなことをつらつらと考えながら美味しいものを食べ、散策した1日だった。とても楽しくて公園から帰りたくない子どもたちの気持ちもわかっちゃう。いつまでもいつまでもブランコ漕ぎたいよね。私も、いつまでもいつまでも見ていたかったな。

セラミックではなく絵画作品。モチーフはカップケーキなどのお菓子。ちょっと一息と濃いめのコーヒーを淹れて楽しみたくなる作品。
セラミックではないけどとても美味しそうなお菓子の絵。
普段から赤い宝石(ドレンチェリー)の載ったクッキーに目がないのでこの絵はポストカードを買った。 
キャッツの本とピカソの図録。ゴーリーがキャッツの挿絵を描いていたことを知り即購入。四季公式で売ってる絵本しか知らなかった!

ピカソ、今までふわふわ知識でしか知らかったのだけど、もっともっと作品を見たいなあと思う。またバルセロナへ行きたい。

5月も怒涛であっという間に終わってしまったけれど、絵も楽しく描いたし、楽しい時間を過ごすこともできた。
6月ももりもりご飯を食べて、楽しく過ごしたい。

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