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里山始め 2025巳年 ~善光寺裏山

新年あけましておめでとうございます。
健康で、ときどき里山歩きをしながら一年を無事に過ごせれば幸せです。


2025巳年の「初登り」は、善光寺裏山めぐり。

気象情報では、正月の天気は不安定な感じだったので、空と風の様子を見ながら、1月3日に今年の「初登り」に出かけてきた。

行き先は、いつもの「善光寺裏山」。

私の家から善光寺までは2キロメートルほど。

その背後、西から北東まで屏風のように居並ぶ4座が俗にいう「善光寺裏山」である。

西から 頼朝山、葛山、大峰山、地附山 の4座だ。
(見出し写真は、善光寺山門、その後ろに見えるのが地附山)

このコースで、距離は12.2キロメートル、標高差が約690メートルとなる。
時間にして、休憩を含めて5時間ほどだ。

オレンジの丸印は善光寺

この時期から雪解けまでの間は、FFのミニバンで山道を行くのは難儀なので、だいたいは、家から歩いて行ける範囲の里山か、道路に積雪がない低山に出かけるのが常となるため、この一帯は、冬場には欠かせない「お山歩コース」である。

善光寺は大混雑なので「目礼」で通過。

まず、善光寺の仲見世を横切って、西へ進む。
人通りが少なければ、善光寺で初詣をしようかと思ったが、見出し写真のとおり、山門手前の仲見世通りは人だらけだ。

二年参りに比べれば人通りは少ないかもしれないが、さすがに三が日。
人が途切れることなく往来している。
私は、他人と肩が触れ合うほどの人込み、その距離感は苦痛に他ならないので、ここは「目礼」して通過する。

頼朝山~葛山

まず、西長野の頼朝山から入り、葛山城跡を目指す。
南斜面が多いので、前夜にうっすら降った雪はほとんど解けており、日陰部分にわずかに残っているのみ。

葛山山頂まで行くと、10数センチの雪が積もっていたが、今年も、雪の少ない新年である。

頼朝山の登山口
頼朝山山頂
長野市街地を見下ろす
葛山へのルートには、うっすらと雪が・・
葛山山頂(葛山城跡)の積雪は、10数センチ。

大峰山~地附山

葛山から北斜面を下り、北から大峰山に回り込む感じになるため、雪が少ないといっても、ここは多少の積雪があるので、ここからチェーンスパイクを装着した。(なくても行けた程度。)

ところどころぬかるんでいて、雪がチェーンにからみ着き、かえって泥の部分で上滑りするという場面もあったが、大峰山まで無事にたどり着いた。

チェーンスパイクを装着。なくても良かったかも。
葛山から北斜面を下る。積雪は20センチくらいか。
次に目指す大峰山
大峰山への上り
大峰山(旧大峰城)の休憩広場
東屋でひと休み

大峰山は、かつて観光城として営業していた大峰城の駐車場跡が休憩広場になっていて、東屋が作られているので、ここで日向ぼっこをしながら休憩する。

今日は、コーヒーとカップ麺。そしておにぎり。

ラジオを聞きながら、しばらく休んで、地附山へ向かう。

大峰山までは誰ともすれ違わなかったが、大峰山から地附山へ向かう途中では2組ほどスライドした。

足下は雪が解けて、ぐちゃぐちゃ部分が多くなる。

私は、地附山から望む飯縄山が一番好きなのだが、今日は、少し雪雲がかかっていて、稜線がぼやけた感じだった。
青空だったら、最高なのに。。。

地附山山頂
地附山からの飯縄山

善光寺奥之院 駒形嶽駒弓神社で初詣

初詣は、いつもの「駒形嶽駒弓神社」

今年一年の登山の安全と健康を祈念して2025巳年の「初登り」(里山始め)は終了である。

自宅に帰って、熱めのふろで身体をほぐしたら、冷たいビールがうまい。

これが幸せというものかもしれないと、思う。

駒形嶽駒弓神社
雲上殿(納骨堂)から善光寺と長野市街地


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