40代後半になって感じること:人生の優先順位を見直そう!
40代後半にさしかかると、改めて「人生って本当にあっという間だな」と思う瞬間が増えてきます。
ふと振り返れば、子どもが小さかった頃の思い出や、若い頃の夢に向かって必死に頑張っていた自分がまるで昨日のことのように感じられます。
それが良い意味での焦りを生み、これからの人生をどう過ごすかについて深く考えるきっかけをくれます。
そんな中で私が痛感しているのは、「楽しいこと、やりたいことを今やるべきだ」ということ。なぜなら、時間は誰にとっても有限で、何を大切にするかで人生の質は大きく変わるからです。
「いつかやりたい」と後回しにしていると、その「いつか」はあっという間に過ぎ去ってしまいます。
だからこそ、気になることがあれば挑戦するべきだし、夢見ていることがあるなら思い切って実現に向けて動き出すべきです。
「人目を気にする」から自由になる
多くの人が何か新しいことを始めたり、やりたいことを追いかけたりするのをためらう理由の一つは、「人の目」が気になるからです。若い頃は特に、「自分がどう見られて
いるか」が気になって仕方がありませんでした。失敗したらどう思われるだろう、何か変なことをしたら笑われるかもしれない、そんな不安にとらわれていました。しかし、40代後半になってくると、ある真実に気づきます。
実は、周りの人はそれほど自分のことを見ていないのです。
たとえ誰かが一時的にこちらの行動を気にしたとしても、すぐに忘れてしまいます。なぜなら、誰もが自分自身のことで精一杯だからです。
誰かの行動が頭に残ることはあるかもしれませんが、多くの場合、その記憶は薄れ、相手は自分の人生に戻っていきます。この事実を理解すると、人目を気にする気持ちは大きく軽減されます。
思い切って自分のやりたいことに取り組むのが、どれだけ自由で楽しいかが実感できるようになります。
親としての役割を考える
40代後半は、子育てにおいても重要なターニングポイントです。子どもたちが成長し、それぞれの道を歩み始める頃ですから、「自分が親として何をしてあげられるか」を考える機会が増えます。そして、親として最も大切なことは、子どもが好きなことを追求できる環境を整えてあげることだと強く思います。
昔は「こうしなさい」「ああしなさい」と指示を出したり、親の価値観を押しつけたりしてしまうことがありました。しかし、子どもには子どもなりの夢や情熱があり、それを尊重することが何よりも大切です。
たとえば、子どもがアートに興味を持っているなら、その才能を伸ばせるような機会を与えてあげたり、音楽に熱中しているなら良い師匠や環境を探してあげたりすることです。
「自分の好きなことをしてもいいんだ」と思える環境を与えることで、子どもは自然と輝いていきます。
自分の人生と向き合う時間
40代後半というのは、「今後どう生きていくか」を真剣に考える時期です。子どもが独り立ちするまでにできることはしてあげるとしても、自分自身の人生はこれからますます自由になっていくのです。
その自由をどう生かすかは自分次第です。趣味に打ち込むのもよし、これまでやってみたかったことにチャレンジするのもよし。
40代後半は、自分の心の声に耳を傾け、もう一度やりたいことを見つけて行動するための絶好のタイミングです。
そして、周りの人と比較する必要はありません。人それぞれが歩むペースやゴールは異なります。「あの人は成功しているから自分も…」などと焦らず、自分が心から楽しめることに目を向けるべきです。
年齢を重ねたからこそ見えてくる景色や、得られる深い感動があるはずです。
まとめ
人生の折り返し地点を過ぎて、あらためて思うのは、「後悔のないように毎日を楽しむ」ことの大切さです。人目を気にせず、やりたいことに挑戦し、子どもたちが夢を追えるように支えつつ、自分の人生も豊かにしていく。それが、40代後半の私が目指している生き方です。
自分の人生は一度きり。今からでも遅くはありません。これからの日々をどう楽しむか、一緒に考えてみませんか?