テストのリスニングって無理あるよねという話
というわけでブエナス、カリドけいです。
今回は、語学の話。
僕は2年前から英語を勉強しており、去年秋からはスペイン語も勉強しています。
改めて語学をやってみると、学校でやってきたことが無駄なわけじゃないんです。でもなんか、、、国単位で頑張る方向を間違えてんだなあと。
今回は、その間違っていた頑張る方向の1つをトピックに上げたいと思います。
リスニングに関する疑問
独学での英語学習を始めてから、気づいたことがあります。
それはリスニング試験は映像が伴わないということ。
「は?何言ってんだよお前。リスニングなんだから音声だけなのは当たり前だろ?」
いやいや、そういうことじゃないんです。
活きたコミュニケーションというのは、音声のみよりも、何かしら視覚情報があることの方が多いです。
例えば、YouTube、インスタライブ、スポーツ中継、アニメ。僕たちは耳で何かを知る際、目でも情報を得ています。日常を思い返してみると、その機会の方が多いはずです。
ところが、学校の定期試験や入試、資格試験のリスニングというのは、不思議なことに音声のみなんです。聞き取りは特に英語初心者がつまずくポイントです。なのに映像を伴わない外国語のリスニングって「ふつうに無理があるんじゃないか!?」と気づいたのです。
学校でやった内容だけでは話せなくても仕方ない
今は私立を中心に変わってきているらしいですが、学校でやる勉強て言うのは読む&聴く&文法だけです。それも、受験に受かるため。コミュニケーションの手段としてではなく、テストで良い点を取るための勉強なんです。
それに加えて、言語同士には距離という概念が存在します。これは双方の言語がどれだけ似た性質を持っているかということを意味します。
日本語と英語は、距離がとても遠いです。
アメリカの国務省が発表した、英語話者の言語習得ランキングというものがあります。
これは英語を母語としている人たちが外国語を学ぶとき、どれだけ習得が容易か、あるいは時間がかかるかを、国を挙げて検証したものです。アメリカ外交官養成局の外交官のたまごたちが多数参加した、信頼性の高いデータです。
この表の一番下の88週間以上のカテゴリーに、日本語が入っています。さらにアスタリスクの印もついています。これは、大きく分けたカテゴリーの中でもより難しいという意味です。つまり、英語と日本語は最も距離が遠いもの同士と言えるでしょう。
活きた英語を習得するにはやはり聴く&話す>読み書き
しかし、「言語間の距離が遠いんだ、諦めよう・・・」となるにはもったいないです。日本人は英文法が得意ですし、聴くこと、話すことを重点的に鍛えれば、英語力は一気に伸びます。言語はコミュニケーションツールの1つなので、積極的に英語話者と話したりチャットすることを繰り返せば、活きた英語が身につくことは間違いありません。
といっても、「話しかけるには勇気がいる・・・」という方は、まず日本語でそれを持ってみる練習をすると良いです。可能であれば、思い切ってそれのために関西に引っ越すなどをしてみてもいいでしょう。
言語というのは初めに音声のみでできており、文字はあとから付与されたものです。スペルなんて後から覚えればよいのですし、スペル・文法チェッカーもあります。
英語は音とスペルが一致しないから大変だと思うかもしれません。そんな方には、スペイン語も一考するといいですよという話をしたいのですが、それは別の記事で。
読んでくださりありがとうございました!
それではまた!アディオース!