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📖読書記録📖【2月】

2月は、興味のある「教育」をテーマに読む書籍を選びました。

が、転職してから1ヶ月を過ぎたあたりから週3日のリモートワークを勝ち取りまして(原則、試用期間中の社員は出社というルールがありました)、実に嬉しかったのですが、通勤の時間が減ってしまい、あえて読書の時間を作るという、習慣になりました。

前月より1冊少なくて、合計6冊読了です。

前月よりは読む量が減りましたが、今月読んで一番良かったのは、こちら。

著者の一人であるリヒテルズ・直子さんが、オランダの教育制度について研究をされている方で、オランダでの、そもそも教育制度の魅力や教師のあり方など、日本と大きく違う点が沢山あることを知ることができました。

教員をしている友人も少ないですが、日本での教室風景は、私が小学生の頃からあまり変わっていないのではないかな、と思います。コロナ禍を経て、タブレットやPCが1人1台支給されるようになり、デジタル化は進んだと思いますが、本当の意味でDX化されるにはバックエンド(教育でえば、教育システムを支える教員や教育委員会などの組織)も同じようにデジタル化されないと、最終的に負担は教員にとどまり続ける(オンラインとofflineをつなぐ役割さえも担ってしまう…)と思います。

小学生~高校生あたりは、自力で世界を広げるよりも、普段の生活で関わる大人の影響により世界が広がることが大半だと思います。そういう意味で、小さなころからインターネットの力をかりて、「つながる」「知る」ことを大事にしていったほうが良いと感じました。

当然、良し/悪しはありますが、そういう面も含めて、学校教育の場は、世の中との繋がり方や渡り方を自由に吸収できる環境であってほしいなと思っています。

その他、読了した本は以下です。

教育関連

教育経済学について書かれた書籍で、初めて読んだものです。「教育は誰でも経験したことがあるから、自説を論じやすい」というのは、なるほど、確かにそうだなと改めて思いました。

実際に自分が教育を受けている立場のときには(特に、義務教育の娼婦学校や中学校)、あるあるですが、「何の役に立つのだろう」という思いを抱きながら受けていました。

今から思えば、もっと、社会の仕組み(経済、ビジネス)と学校で勉強していることを繋げることを意識したコンテンツがあると、「何の役に立つのか」という疑問に対して、自分なりの仮説をもてるし、前向きになれることを見つけやすくなるのではないかな、と思っています。

まさに、私自身も興味ある分野で、転職するときもこの分野でも企業をみていました(笑)

前段でも述べたとおり、子供側のDXは、子供がデジタルネイティブなこともあって、すんなり進むと思いますが、バックエンド(教師側)は、そもそもツールやデバイスに慣れていない、ということもあり、意識改革レベルで変わっていくことが求められているなと思います。

タイトルに惹かれた読んだ書籍

図らずも、いまのオフィスととても近いところに”ソニー村”があったので、感慨深かったです。SONYのウォークマンは愛用していましたし、VAIOのテレビと一体型のデスクトップPCもひとめぼれで買ってしまいました。結局、テレビはほぼ見なくて、一体型でなくてもいいやとなってしまいましたが…(笑)

SONYは、昔のSONYがそうであったように、私の記憶でもキラキラして、日本を代表する電子機器メーカーのイメージでした。

実直に、正しいことを信じでやり抜くことが、最後は勝者になりますね。そんなことをとても深く感じましたし、組織のトップが私利私欲に走ることの浅はかさを感じました。

息抜きに読んだ小説

テンポがよくて一気に読んでしまいました。SONYの話とは真逆になるかもしれませんが、「本当の目的が達成されて、全員が旨味を味わえるのであれば、多少のことは目をつぶってもいい」ということでしょうか。

これもテンポよく、一気に読みました。続編もありますね。THE昭和(平成?)なサラリーマンが主人公ですが、運が強いというか、裏社会に片足つっこみつつも、昼間は平然とサラリーマンをする、という、なかなかあり得なさそうなシチュエーションですが、組織の強さは似たりよったりなので、違和感もあまりないのでしょうか・・・ノンフィクションであってほしくないなという小説でした(笑)


「教育」に関しては、まだまだ読みたい本が沢山ありますが、ひとまず、転職先の業界についてもっと知らないといけないので、3月は、そちらの業界関係の書籍を読むことに専念します!!

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