京増修史さんピアノコンサート in YAMAHA 郡山店
ショパンコンクールで放った美音が生で聴ける
6月5日(日)YAMAHA郡山店さんにて開催される京増修史さんのピアノコンサートに足を運びます。
5月のチケット発売開始時、どこに申し込みをしたらよい分からず、
同店のホームページ内お問い合わせフォームより連絡をしたら
取り置きをしてくれるとのことで、無事、チケットをに確保できました。
とても迅速にお返事をくださったYAMAHA 郡山店様、本当にありがとうございます(涙)
ショパンコンクールで京増さんを知って以来、このようなソロコンサートが開催されたら、
しかもショパンを弾くとなれば、絶対に行こうと決めていました。
福島在住ではないため、遠方から拝聴に行くこととなりますが
その価値はあるピアニストだと感じています。
気になるプログラム
・ベートーヴェン / ピアノソナタ 第 28 番 イ長調 作品 101
・ショパン / ピアノソナタ 第 2 番 変ロ短調 作品 35 他
よく見たら、「他」と書かれてありますね。
ショパンのノクターンOp.27-2 や エチュードOp.10-1まで聴けるのかな
なんて勝手にワクワクしています。
(京増さんは、ラヴェルやプーランクも似合う演奏家だと思うので、聴いてみたいです。あと、ショパンのOp.55-2も京増さんの演奏で聴きたい)
コンサート詳細と京増さんのプロフィールは、こちらに掲載されています。
京増さんの魅力
京増さんといえば、ショパンコンクールでその名前を知った方が多いのではないでしょうか。
私も、失礼ながらショパコンで初めて存在を知ったのですが
演奏を聴いて瞬時にファンになりました。
大変丁寧な演奏で、やわらかなタッチから繰り出されるまろやかで透明感のある音。
特に、ノクターン系の美しさは、他のコンテスタントよりも抜きんでていました。
最も感動したのは、やはり、Op.27-2。
特にコーダ部分。
澄んだ天然水が静かに滴るような音色。
透明感とやわらかさがバランスよく響き、体が融けるかと思うほどでした。
だんだんと、体の力が抜けていくような心地よさと感動を覚えます。
ショパコンではリアルタイムで拝聴していましたが
京増さんの2次予選の演奏日が
ちょうど私の誕生日(10月12日)だったのです。
誕生日に生配信の演奏を聴けるなんて、10月12日生まれで良かったと思いました。
この27-2、私も大好きな曲でよく演奏(練習)しています。
以前、この曲は「オーケストレーションである」と牛田智大さんがお話なさっていたのですが
メロディーのアーティキュレーションに気を遣いますし、
かなり丁寧に譜読みをしながら演奏のアイディアを発想していく必要があります。
京増さんの演奏は、そのアイディアの一つとして参考になるものがありました。
コンサートを拝聴後に、感想をお伝えしたいと思います。