お酒は外で飲みなさい

私が今読んでいる朝比奈隆の本の一節だ。ご本人はもちろん、育ての親も実の母も相当飲んべえでいらしたようで、なんとご本人に至っては中学校の頃に初ビールを飲んでいらっしゃる。昔の方々はやはり、強者揃いだ。

この響きの中に―私の音楽・酒・人生

今のご時世に中学生にビールを飲ませるわけにはいかない。とはいえ外で飲むのは許されるのでは？この言葉の趣旨は、家で飲むとエンドレスだから、外で（時間決めて）飲んで、ちゃんと家に帰ってこいというようなことらしい。なるほど。たまたま私もいまは家で飲んでいない。外と中の区別がしっかりついている昔ならではの発想ともいえる。今はたしかに、曖昧になった。

年末から連続で飲み続けていたが、広島の家に帰ってテレワークがあったので丸二日間、呑まずだった。体重も落ちた。もっと早くやっておけば。これからも、家では絶対飲まないようにしよう。あと、外でもほどほどにしよう。

というのも少し前に酒でまた失敗した。懲りない。気持ち良くなって、気が抜けてしまった。ご一緒の面々にも迷惑をおかけしたようだ。いかんいかん。タクシー代もかさんでしまった。ぬぬ、なんとコロナ前な、はたまた昭和な飲み方！これはこれで、人生謳歌ともとれる。今の息苦しい世相には全く合わないが。しょっぴかれるレベルだな。

気を取り直して、正月ボケを解消して、そろそろがんばっていこう。お酒は外でしか飲まないゾ。