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ウィーン・プラハ紀行 4日目 その3

プッチーニ ボエーム
G.Puccini / La Bohème

指揮:ラモン・テバール
演出:フランコ・ゼッフィレッリ

ロドルフォ: ブライアン・ヒンメル
ミミ:オルガ・ベツメルトナ
マルチェロ:ボアツ・ダニエル
ムゼッタ:マリア・ナザロヴァ

CONDUCTOR Ramón Tebar
DIRECTOR Franco Zeffirelli

Rodorfo Bryan Hymel
Mimi Olga Bezsmertna
Marcello Boaz Daniel
Musetta Maria Nazarova

久々のオペラ鑑賞、それも何とシュターツオーパーとは!感激で鼻血が出そうです。

オペラは詳しくないのですが、学生の頃、結構歌モノをとりあげてたので、ボエームは1幕の下りとか、嫌というほど聴いた覚えがあります。当時、純音楽に打ち込んで理解もしないのにマーラーとかシェーンベルクとかイキってた私は「オペラなんてクソだ!」と思ってました。

今でもそれほど積極的には聴きません。有名どころぐらい。しかし、「歌の力」にまさるものは、もしかしてないんじゃないのかな?と最近思います。カラオケしかり、演歌しかり。

はじめてのシュターツオーパー、中は豪華絢爛、と言いたいところですが内装は思ったよりも派手ではない。特に舞台と客席はあれ?と思いました。楽友協会とかルドルフフィヌムでマヒしてるのもあります(笑)大空襲でほとんど焼け落ちて、外装はほとんど同じに修復したらしいけど、内装は当時の趣味?もしくは予算の関係?で往年の雰囲気とは変わったらしいです。

立ち見席を入れて2280席。その空間は独特の世界があります。まさに社交場。左側ボックス席の一番後ろだったのですが、なかなかの特別感。家族とか、カップルとかで来るべきだね、この席は。ボックスの中にちゃんと一人一つの字幕用端末まで。日本語字幕もバッチリ。

さあ始まりました!ボエーム。

良かった〜雰囲気といい、演出といい、オケの絡みといい、何よりも歌手の皆さまの声が通る通る。オペラのために建てられただけあります。

全くもって素晴らしかった!けらど少しケチをつけさせてもらえるなら、オケと歌のズレとか、ちょいちょい起こってて気になった。あと、歌手の調子でだいぶ変わるなーと。ムゼッタ役のナザロヴァさんはキレッキレでしたが、他はSoSo。ミミはもう一声欲しかったです。リリコな感じとか。

帰り、気になってたレストラン「Gmoa Keller」に入ってレバー入りクヌーデルを注文。上手く注文は入らず、代わりにレバー料理が出てきたのだけど、これが美味かった!また食いたいと思った、はじめてのオーストリア料理に出会いました。

数百円の立見席でオペラが観れるウィーンの人たちは羨ましい!!!

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