ウィーン・プラハ紀行 3日目 その2

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午前からの濃い2時間半を過ごして、半ば放心状態で放り出された私、ふらふらとウィーンの街をさまよってまいりました。

折しも日曜日、店がほとんど閉まってる!空いてるのはカフェと飯屋ぐらい。あーあ、靴買いたかったなーとか思いながら、本来の目的を達成すべく、ブラームス先生の足跡を追うことにします。

カールスプラッツ・レッセルパークから南にあるカールスガッセ4番地。これがブラームス先生が死ぬまで暮らしたところ。果たしてどんなところだろうと、意気揚々と探しても、見つからない。何の記念館にもなってはいないのですが、石版があったはず。

見つけられずにさまよいながら、Google先生に聞いたりして、やっと見つけました。工事中で歩道が通れず、工事現場越しになんとか撮影。楽友協会にもオペラ座にもほど近い場所。先生、また今度来ます。

次は「赤いはりねずみ」跡を目指して、ケルントナー通りの方へ向かいます。ケルントナー通りはすごいわ。心斎橋ほどではないにしても、それに匹敵する人混み。店空いてないのに。H&Mすら閉まってた。商売やる気なし!

「赤いはりねずみ」はブラームスが毎日のように通ったレストラン。私にとってのまきば(広島のお好み焼屋さん)みたいなものか。「レバー入りクヌーデル(団子)」が好物だったそうですよ。今はホテルになってて、もしかしたらそこでなんか食えるかも!と思って頑張って向かいます。

しかし空腹に耐えられず、途中フィッシュサンド(フィッシュフライ2個入り)を食べ、シュテファン大聖堂をチラ見し、着きました!「赤いはりねずみ」跡。こじんまりとしたホテルになっていて、中に入りました。レストラン風の空間があったので、ホテルマンに「ここで何か食べれます?」って聞いたら(英語)、「朝食会場のみなんですわー」(英語)とのこと。残念。

普段の3-4倍の距離を歩いているので、そろそろ限界を感じながら、もう一つの聖地、黄色いエヴァンゲリスト教会へ。こちらは中に入れず。まあ疲れとビビりで、来たことに意義を。ブラームスの葬儀が行われた場所です。

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しかし、聖地を4箇所も回ることができたので、大満足。墓参りは疲れたので明日。レッセルパークに戻り、クヌーデル専門店に突入!レバー入りはあいにくなかったけれども、ソーセージ入りクヌーデルをいただきました。うまかった!ビールが美味い!!!お腹いっぱいで帰宅、宿でダラダラしているうちに、20時という激早の就寝となりました。コーヒーをカフェで飲めず、明日トライしてみます。

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