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#7 メルボルンでバリスタの仕事をGETしました|くららのワーホリ日記(in Melbourne)

こんにちは、くららです。ご無沙汰しています。
1月26日の今日はオーストラリア・デーという祝日です。

オーストラリアに来てから早3ヶ月。
ついにカフェジョブを手に入れることができました…!
今日は今のお仕事がどんな感じで見つけたのか、どんなふうに働いているのかをまとめたいと思います。


1.オーストラリアでの私のダブルワークについて

現在は朝がカフェが週5、夕方から夜までのレストランが週3前後で働いている状態です。

▪︎カフェ
・平日の8:00−13:00/1日5時間(休憩なし)
・パートタイム 時給 $25
・土日祝日は店休日のためお休み
・シフト固定制

▪︎レストラン
・週に3〜4日 ※不規則
・パートタイム 時給 約$24(penalty ratesあり)
・6時間以上勤務で30分の休憩と賄い付き
・シフトは毎週申請制

※penalty rates(ペナルティーレイト)とは土日祝日に時給が上がること

レストランの仕事はメルボルンに来て3週間目に仕事を始めました。
こっちに来て10日くらい経った頃にレジュメを直接店舗にドロップ(店前に求人募集の張り紙でてた)して、11月の3週間目あたりにマネージャーから「まだ仕事探してる?トライアルに来ない?」と連絡が入り、3hほどのトライアルを受けてその場で直接雇用してもらいました。
4週間目には働き始めていていたので2ヶ月くらいはそこでお世話になっています。

逆にカフェの仕事は多くの時間を費やしました。
11月に始めてトライアルをいかせていただいたところからはお返事がなく、12月から1月上旬まではホリデー期間の為ほとんどのお店が長期休暇の為苦戦しました。
圧倒的な技術不足もあった為、その期間はバリスタの短期スクールにも参加しました。
あとはレジュメを修正してカフェ向きのものにしてみたり、自分にできることはなんでもやってもがいていた感じです。

年明け後にはインタビューに2回行かせていただきましたがどちらも失敗。
その翌週にトライアルとインタビューの予約を2件GETし、先にトライアルさせていただいたお店で即日採用していただきました。

・求人が出やすいタイミング
・その職業の競争率の高さ/低さ
・自分がどれくらいスキルや経験があるのか
・コミュニケーション能力(英語力)があって自分の強みなどを相手に伝えられるか

3ヶ月間ひたむきに仕事探しをしてみて、ここがすごく大切なんじゃないかなと思いました。


2.キッチンの仕事で必要なこと

レストランのキッチンもどんなものを提供しているかにもよるので一重に「簡単な仕事」だとは言えません。ただ、私が働いているお店は簡易的なレストランなので、そんなに英語力がなくても大丈夫だなと感じています。
日本食、タイ、韓国、中国などのアジア系レストランであれば結構日本人の方は英語力が低くても雇われやすいのではないでしょうか。
トライアルの機会さえいただき、必死で食らいつけばすぐに仕事をもらえると思う。日本の飲食店(忙しい居酒屋さんとか)で経験があるんだったらそんなに苦にもならないと思いました。

ただ、以前noteにも書いたように、結構労働基準法違反なところも多いので、そこはきをつけてください。(※気になる方は下記記事をどうぞ)


実際に働いている中でこれだけあればキッチンの仕事は大丈夫であろうと思うものを下記にまとめました。

・簡単な日常会話
「これ持ってきてもらえる?」「今なんのオーダー作ってる?」なんかのスタッフ同士の会話のやり取り。
・オーダーを読むこと
もちろん英語なので、これが読めないと何を作ればいいのかわかりません
・清潔に保つこと/掃除すること
日本の飲食店で働いた経験があれば問題なし。汚れたら拭く、整える、古いものから使う(FIFO)、手を洗う…などです。
・とにかく早くこなすこと
丁寧さよりスピード重視だと思ので、暇な店舗は違うかもしれませんがテキパキしてれば大丈夫。
・調理経験(あればなおよし)
私はもともと日本で調理師として飲食業に長く携わらせていただいていたので、そこはポイント高かったのかなーとも思います。

ディッシュウォッシャー(皿洗い専属)であれば、とにかくお皿を綺麗に早く洗えれば大丈夫だと思うので、もう少しハードルが低くなるかも。
仕事がない、英語力も乏しいという人はクリーナー(ホテルの清掃)やディッシュウォッシャーから経験を積んでいくのもいいかもしれません。


3.バリスタの仕事で必要なこと

でもバリスタになると、コーヒーの知識やラテアートが必須なところもあるし、ラテアートができなくても「とにかく早く作る」ことができるかどうかが大切なお店もあります。

日本のように0から育てるというより、できる人をチームに加えるという考えが主なので、最低限バリスタになりたいと考えている人はできなくちゃいけないことがいっぱいあると感じました。

・接客英会話
これは必須です。基本的に「コーヒーだけをひたすら作る人」というポジションに未経験の方は就けない思います。注文をとり、お会計をして、コーヒーも提供するとなるとある程度の接客英会話は必要。
・オーストラリアの基本的コーヒーメニューの把握
ドリップコーヒーが愛されている日本とは違い、オーストラリアには独自のコーヒー文化が存在しています。その為、日本ではあまり耳にしないメニューがたくさん存在するのです。
「フラットホワイト」「マジック」「ショートマック」「ベビチーノ」「ロングブラック」など、これらの作り方を覚えることは必須です。
・バリスタとしての経験
日本にいるうちにスターバックスやタリーズコーヒーなどの大手でも構わないし、個人営業店でも構わないので、実際にバリスタとして働いた経歴を作れるのであれば出国前にやっておいた方がいいです。
・La Marzzocoの使用経験(あるとなおよし)
メルボルンのほとんどのカフェがこのマシーンを使っているので、「使えるよ!」とアピールできると強かったです。
合わせて忙しいお店で働いたことがある人なら、「1日に⚪︎kgの豆を使ってコーヒーを作る店で働いていました」と伝えるのも加点ポイントだと思います。

バリスタを募集されている店舗によっては「オーストラリアでの勤務経験が3年ある人」「1日⚪︎kg以上(忙しいお店によくある募集内容)の豆を捌くことができること」等とハイクオリティを求めるお店もあります。
本当に未経験からバリスタになりたいのであれば、コーヒーに特化しているお店ではなく(サンドイッチなどを提供しているお店やベーカリー等)でキッチンハンドやディッシュウォッシャーから採用してもらい、徐々にコーヒーを教えてもらってバリスタになる方法がいい手順の踏み方なんじゃないかなと思いました。

私は日本でスターバックス3店舗とローカルカフェに2店舗に勤めていたので少しだけバリスタスキルがありました。だけどメルボルンでは「スターバックスで働いた経験がある」と言っても何も強みにはなりませんでした。笑

さすが一度はスターバックスが撤退したことがある国…

もしオーストラリアでスターバックスのPTRになりたいと考えている日本PTRさんの方達であれば、メルボルンよりもシドニーに行った方が受かりやすいかもしれません。
オンラインでも受けました(オーストラリアは基本オンラインで面接するみたいです)が、全然返信返ってこなかったし、直接レジュメをドロップしましたがどこもダメでした。

さいごに

これはあくまでも私の経験談に過ぎません。
昨今SNSが盛んになった反面で、情報が溢れており、誰かが発信したことが物事の全てだと捉えてしまう人が多いように感じています。
私もオーストラリアに行く前は不安だったのでたくさん現地のことを発信されている方のSNSをみました。ただ、私なりに3ヶ月ここで暮らしてみて思うのは、どんな人が何を言っていたとしてもそれは「その人のワーキングホリデーのリアル」であり「自分にとってのリアル」ではないということです。

最後には自分を信じて、行動をし続ける。
これが本当に大事なんです。
タイミングもあるし、ご縁もあるし、何にもうまくいかない日々が続いて自己肯定感が下がっても、急に実ることもある。
ネットに書かれていることが全てではないことを忘れちゃいけません。

私は身をもってこのことを知れた事でも、仕事を辞めて海外で暮らしてみることを選択して良かったなと思いました。

今日も長々と読んでくださり、ありがとうございます🌷Love ya

くらら/Clara
長野県出身 1993年生まれ

諦めかけてたワーホリに行く夢をギリギリで叶え始めました。
先週に新しいルームメイトが引っ越してきました。パンパカパーン!
「メルボルンでバリスタとして働く」「シェアハウスで暮らす」この2つを一気に叶えることができたので、やるじゃん自分、と調子に乗っています。

余談ですが、長野の方言では調子についているやつを「ちょんこづく」と方言で言います。今週末の私は「ちょんこ」です。ふふふ


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