【翻訳】Stoneshard開発日記:消耗品作成
みなさんこんにちは!
今回の開発日記では、"Rags to Riches"アップデートで追加される新要素の一つである作成システムについてお話ししていきます。
「作成」システムという名前にはなっていますが、作成できるのは消耗品やそれに類似したアイテムのみとなっています。複雑な道具や装備品の作成は、構想のかなり早期に捨て去りました。これを可能にしてしまうと専用の作成や道具ばかりを扱うゲームになってしまい、傭兵として世界を冒険・探索するというゲームのメインテーマから外れてしまうからです。そのうえ、防具や武器を作成できるようにしてしまうと、数多くの資源や道具を使うややこしいシステムが必要になり、私たちが目指しているものからさらに遠ざかってしまうからです。
そういうわけで、消耗品やいろいろなユーティリティアイテムの作成のみに絞ったシステムであれば、既存のゲームプレイの流れにも合致するし、冒険の準備にさらなる深みを加えられるというわけです。
本題に戻って、まずは基本からお話ししていきます。作成は専用のメニューから行います。このメニューにアクセスするには、「作成」の基本アビリティを使用するか、作業台(キャラバンのアップグレードで手に入るようなもの)を使用するか、作成キットを使用するかの3つの方法があります。
アイテムを作成するには、原材料を所持し、作成方法を知っている必要があります。初期状態でプレイヤーキャラが知っているのは最も基本的なアイテムの作成法だけです。より高度なアイテムを作成するには、設計図を見つけるか、奪うか、商人から買う必要があります。
設計図には「基本」と「上級」のふたつのカテゴリがあります。基本アイテムはいつでもどこでも作成できます。必要なのは材料だけです。一方、上級設計図のアイテムを作成するには作業台または作成キットが必要になります。作成キットは新しく追加される消耗品で、作成のたびに使用回数が減っていきます。
消耗品を作成すると、作成したアイテムの複雑さに応じた経験値を獲得できます。設計図探しをより楽しめるように、初めてそのアイテムを作成する際には獲得経験値が基本の五倍になります。また、現在実装予定の設計図の数はいくぶん少ないものとなっていますが、将来的には新しい消耗品をたくさん追加する計画を立てています。
この新システムにより、寝袋と焚き火にもたくさんの変更が加えられました。寝袋の作成にはスキルを覚える必要がなくなり、焚き火は専用の作成アイテム「柴の束/Bundle of Brushwood」を使用して起こすことができるようになりました。
その結果、生存技能のアビリティツリーにも大きな変更が加えられています。より柔軟な構造になり、一部のスキルには大きく変更が加えられました。
また、キャラクターは新しい生存スキル「解体/Butchering」をAP消費無しに持った状態で開始し、死亡した動物から肉を手に入れることができるようになりました。一方、皮を剥いだり貴重な素材を戦利品として手に入れるには今まで通り専用のパッシブスキルを覚える必要があります。
さらに、作成システムではキャラバンでの旅における燃料である「飼い葉/Fodder」を作成することもできます。飼い葉は厩務員から購入することもできますが、もし街や村から遠く離れた場所で立ち往生してしまったときは、この選択肢が役に立つはずです。
飼い葉は、穀物、わら、りんご、にんじん、一部のハーブなど馬が食べることができるあらゆる食材から作成できます。穀物からは大量の飼い葉を作成できる一方で、栄養価の低いわらを使う場合はたくさんの量を集める必要があります。
今回は以上となります。次回の開発日記ではキャラバンアップグレードに関する情報をお届けできると思います。お別れのプレゼントとして、現在私たちが取り掛かっている作業を少しだけご覧ください。
それでは次回の開発日記をお楽しみに!
よいお年をお過ごしくださいませ!
翻訳活動へのご支援をお願いしています。 私は翻訳者を目指しています→無事職業翻訳者になりました! このnoteでは主にStoneshardの開発日記の翻訳を投稿しています。頂いたご支援は翻訳活動の充実のために利用させていただきます。よろしくお願いいたします。