【翻訳】Stoneshard開発日記:サバイバル
みなさんこんにちは!
この二か月の間に、たくさんのフィードバック、そして移動時間の大幅な増加や「未探索地点」間の距離の長さについての正当な批判をたくさんいただきました。
ひとつ断言しておきたいことは、現在のグローバルマップは最終的なものと全く異なるものだということです。セーブの消去を伴う次のアップデートで行われるロケーション間の距離に関する明確な調整に加え、オープンワールドの探索にかかる時間や退屈さを改善する様々なシステムやメカニクスの実装を予定しています。その一つが、間もなくゲームに導入される生存技能スキルツリーです。
このアビリティツリーの主な目的は、キャラクターが傭兵生活の苦難を乗り切る助けとなることであり、大量の物資を持ち歩かずとも荒野で生き残る可能性を高めることにあります。なお、開発の過程で生存技能と薬学のアビリティツリーが統合され、不要な無駄が省かれ、スキル間の相乗効果に焦点を当てることができるようになったことはお伝えする価値のあることだと考えています。
それでは、まずはこのアビリティツリーの全体構造から紹介していきましょう。このツリーには6つのアクティブ、5つのパッシブスキルが含まれています。
生存技能スキルも通常と同じ方法で習得します。まず、対応する学術書を手に入れて読むか、必要な能力値を伸ばす必要があります。その後、必要なスキルをAPを費やすことで習得します。注意点としては、生存技能スキルの第一段階は全てのキャラクターが初期状態でアンロック済みになっていることです。
さらに、生存技能スキルは他のアビリティツリーに比べて必要な能力値が大幅に低くなっています。二段階目をアンロックするのに、たった3ポイントを消費するだけで済みますし、三段階目はSPを5消費すれば開放されます。
アクティブアビリティ
「皮剥ぎ」は本来あるべき生存技能ツリーに移動しました。ただし、このスキルを使えるようにするために1APを消費する必要があります。同時に、ほとんどの皮の価格が大幅に上昇し、狩猟がもっと「お金を生み出す」ようになっています。
これらの調整を除けば、スキル自体は以前と同じです。皮を手に入れられる確率は、その生物を殺す時に与えたダメージの種類に左右されます。
「焚き火」は、可能な場所であればどこでも火を起こすことができるようになります。そのためには、森にたくさん落ちている新しいアイテム、「棒きれ」が4本必要になります。この焚き火は探索中に発見できるものと同じ効果を持ちます。料理を作ったり、服を乾かしたり、このアビリティツリーのスキルの一部を強化したりするのに利用できます。
作成した焚き火は限られた時間しか存在できません。ゲーム内で言えば6時間です。アビリティツリーの中で唯一、習得にアビリティポイントを使用しません。全てのキャラクターは「焚き火」を習得した状態でゲームがスタートします。
「小休憩」は、皮、ロープ、麦わらを組み合わせて、新しい使い捨てアイテムの「寝袋」を作れるようにするスキルです。寝袋を使えば、ダンジョン、集落、未探索地点を除く場所で眠ったりセーブしたりできるようになります。
この方法で睡眠をとるのは心地よい方法ではないため、実際にベッドで寝た場合に得られる恩恵は受けられません。体力回復にペナルティが付き、士気や正気度は回復せず、「精力的」の効果も発生しません。加えて、寝ているキャラクターを偶然見つけた野盗や野生動物の奇襲を受けるリスクが常に存在しています…
このスキルを習得するかどうかは完全に任意であり、何人かの商人からは寝袋を購入することも出来ます。ですが、寝袋を自作すればお金やインベントリの節約になります。必要なアイテムは探索中に簡単に見つけられますし、素材自体も実際の寝袋に比べれば場所をとりません。
「焼灼止血」は緊急時にとても役に立ちます。このスキルを使えば全ての出血を即座に止めることができます。ただし、その過程で多少の苦痛と、対象の部位へのわずかなダメージを伴います。また、このスキルを使用すると一時的な出血耐性を得ることも出来ます。このボーナスは近くに焚き火があるときに大きくなり、効果時間も長くなります。
「応急処置」は、脱臼した手足を固定したり、傷を洗浄したりする時に必要な手順を、誰かの助けなしに行なえるようにするためのスキルです。このスキルを使用すると全ての負傷を処置することができますが、苦痛が増して士気が低下します。近くに焚き火がある場合、このスキルの使用で負傷した部位の状態がわずかに向上します。
「生存の意思」は少量の体力を回復し、全ての肉体的・精神的な悪影響を取り除きます。また、このスキルは持続的な状態(空腹、喉の渇き、苦痛、負傷その他で引き起こされるもの)を10ターンにわたって取り除きます。
パッシブアビリティ
「草分け」は基本技能の「周囲探査」を強化するもので、新たな効果を付与します。まず、陸上で使用すると野生動物などの敵が残した足跡を発見できるようになり、マップ上での位置を把握しやすくなります。
次に、「周囲探査」を使用するとキャラクターが周囲の物音を注意深く聞いて、広範囲にわたって敵の位置を?マークで表示させることができます。このスキルはダンジョン内でも有効であり、扉の向こうに潜む危険により対処しやすくなります。
最後に、「草分け」はキャラクターが付近の生物の音を間接的に聞くチャンスを大幅に向上させます。
間接効果:視界 +1「狩りの達人」は皮を入手できる確率を大幅に向上させます。このボーナスに加え、高値で売却できる希少な素材も手に入れられるようになります(将来的に、これは錬金術で使用できるようになります。)現在は、クマの脂身、クロウラーの眼、ハーピーの胃の3つの希少素材が存在しています。
「狩りの達人」はまた、動物との戦闘時に武器ダメージ+15%とクリティカル率+10%の補正も与えます。ちなみに、古代のトロールはこの「動物」にカウントされます。
間接効果:精度 +3%「適応力」は人生の苦難を全て無視してしまいたい人のためのスキルです。苦痛と中毒の回復率を間接的に向上させ、毒、バッドトリップ、離脱症状の持続時間を短縮します。また、寝袋使用時の回復ペナルティも取り除きます。加えて、「適応力」は焚き火の近くで休息した時に士気を向上させます。
間接効果:忍耐力 +10%、中毒耐性 +10%「禁欲」はキャラクターが食事や水に依存する度合いを下げ、空腹、喉の渇き、苦痛によって引き起こされる状態悪化の閾値を10%引き上げます(これらの状態は25%/50%/75%で引き起こされず、35%/60%/85%で発生するようになります。)
また、このスキルは空腹度と渇水度の上昇を20%抑制し、焚き火の近くで休息すると回復効率の上昇と正気度の回復も見込めるようになります。
間接効果:苦痛耐性 +15%「常時警戒」はおそらく生存技能ツリーの中では最も「戦闘的」なスキルです。習得すれば敵の攻撃の精度を5%低下させ、クリティカル率を半減させます(これは特にクマを狩るときに有益です。)
また、寝袋の使用時に奇襲される確率を半減させ、罠を回避できる確率が2倍になり、休憩モード中の視界ペナルティを半減します。
間接効果:回避率 +5%
今回は以上になります。先ほども書いた通り、生存技能ツリーは次の中間パッチで実装される予定ですので、近々、皆さん自身に体験して頂けるようになっています!
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