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【翻訳】Stoneshard開発日記:集落郊外と新しい鞄

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 みなさんこんにちは!
 この数ヶ月、私たちはたくさんの新コンテンツ開発に力を注いできました。皆さんお待ちかねのキャラバン、前回特集したダンジョン生成の見直し、そして来たるべき契約システムの見直しの一部となるダンジョン・集落の補正です。そこで、今回はそれらの要素のうち「郊外」のロケーションについて詳しくお話ししていこうと思います。

 「郊外」とは新しいタイプの「未探索地点 (Points of Interest)」で、次回の大型アップデート "Rags to Riches" にて実装予定です。集落から数タイル離れた場所に位置していますが、集落の一部とみなされるものです。

 「郊外」実装の主な目的は、契約を何度もこなす基本的な作業の繰り返しに、さらなるバラエティをもたらすことで、序盤の探索を容易にすることです。大半の「郊外」は通常、以下の機能をプレイヤーに提供します:

  • 進行状況をセーブできる場所

  • 旅に欠かせない消耗品の販売や装備品の修理などができる一人~数名の商人へのアクセス

  • 契約を提示し、報酬を渡してくれる新しいNPCと交流する機会

マンシャーと思われる街(中央)の近くにいくつかのロケーションが見える

 契約や報酬を得られる別の方法がプレイヤーに与えられるというのは、「郊外」の最も重要な機能と言ってよいでしょう。"Rags to Riches" 以降、契約取引には村長以外にも、新たに三種類のNPCタイプ――役人、隊長、そして運び屋――が加わります。
 村長と大きく異なるのは、彼らが提示する報酬です。

  • 隊長はそれほど多くの報酬を支払わない代わりに、契約を完了した集落で追加の「評判」を提供します。

  • 役人は「評判」のブーストを同じ派閥のすべての集落で分配します(たとえば、オスブルックの契約を完了すると、ブリンやマンシャーでの評判が少し良くなります)

  • 運び屋は具体的なクエストを受け渡すのではなく、特定のアイテムを入手するという契約を完了した際に報酬を支払います。それらのアイテムを直接運び屋に届ければ、追加のお金が手に入ります。

 加えて契約の報酬は、誰と契約を結んだかによらず、これらNPCの誰からでも受け取れます。これによって、何度も何度も同じ道を往復するという作業から解放されます。つまり、「集落→ダンジョン→集落」というルートに縛られることなく、集落で契約を引き受けて、ダンジョンをクリアして、近くの「郊外」で報酬を受け取り、そこで新たな契約を引き受け、戦利品を売って、必要であれば物資を買い足して、そのまま次のダンジョンに向かうことができるというわけです。

酒場「腐れ柳」 左にいるのがそのNPC?

 すべての「郊外」は大きく次の三つのカテゴリーに分けられます。

  • 軍の宿営地と前哨基地。ここには隊長がいて、多くの場合、装備品を修理したり、薬や矢弾を売ってくれたりする人もいます。

  • 交易所と製造所。これらの主な役割は特別な製品を販売することです。これら製品は、キャラバンを介して他の集落に輸送し、売って利益をあげることができます。このような場所の例として、みなさんにもお馴染み、オスブルックの製粉所やマンシャーのワイナリーがあります。また、こうした場所では製造の監督をする役人がいることもあります。

  • 農場と路傍の宿屋。これらの場所には、まともな食事を食べたり、眠ったりできる場所があり、必要となれば運び屋と会う機会もあります。

 「郊外」システムを理解しやすいように、いくつか新しい「郊外」の画像を用意しました。

オスブルック - 街道の見張り塔

枢密院派が突然停戦を破棄しても不意を突かれないよう、今やブリン辺境領の全土を覆うまでになった前哨基地と信号塔の網の目を、首長連盟はその総力を挙げて修復した。

オスブルック - 宿屋「うわばみ木こり」

「うわばみ木こり」は、取引のためにオスブルックに立ち寄る狩人たちが疲れた足と心を休める場所だ。

マンシャー - 真新しい果樹園

戦争の勃発に、アルドールの誇る最高のシードル蔵も大打撃を受けた。前の所有者は業績好調だった果樹園とともに斃れ、代々伝わる秘伝のシードル製法を抱えたまま帰らぬ人となった。しかし、希望はまだ潰えていない。この真新しい果樹園の経営者は、この場所にかつての栄光を取り戻すため、できる限りのことをやってやろうと意気込んでいる。

マンシャー - 南の前哨地

この宿営地は元々、ディ・ベッロ公爵が枢密院軍に対して果断な反撃を行った際に設営したものだ。かつて程の規模ではないものの、それでも首長連盟が管轄する土地に秩序をもたらすという重要な役目を担っている。

 ひとつ覚えておいて欲しいのは、既存のブリンの契約やダンジョンは一時的なものであるため(将来的には、ブリン市の評判を得る全く新しい方法が実装される)、ブリンにはゲームプレイ的な意味での「郊外」は存在しません。同時に、とある別の場所に、ブリン郊外の「未探索地点」とみなされる場所が期待できるでしょう…(訳注:原文の意味がよく分かんなかったので、詳しくは原文を参照してください…)

新しいバックパック

 "Rags to Riches" で追加が予定されている次の要素をご紹介します。たくさんの種類の新しい鞄と、鞄の全体的な見直しです。
 現在、ゲーム内にはインベントリで占有するのと同じスロット数を持つバックパックがただ一種類だけ存在しています。
 "Rags to Riches" では、すべての鞄とバックパックの容量が大きく増加します。そのトレードオフとして、アイテムを収納する前にそれらの鞄を装備する必要があり、鞄をインベントリに入れる前に鞄の中身を空にする必要があります。こうした調整を組み合わせることで、新しいバックパックの性能を色々と作り出すことが可能になりました。

バックパック(中)- 容量が増え、広々としたサイドポーチを備える。
バックパック(小)- 容量は控えめだが、他の鞄よりずっと手に入れやすい。
軍医の負い革 - たくさんの薬や消耗品を持ち運ぶならこれが一番。
薬草師の肩掛け鞄 - 薬瓶や集めた薬草をたくさん持ち歩いても、貴重なインベントリのスペースを気にせずに済む。
狩猟用バックパック - 数枚の毛皮がぴったり収まるように考えられていて、寝袋を持ち運ぶのにも使える。
宝探しのバックパック - 持ち運べる量は大幅に増えるが、その嵩張る形状のために素早さや器用さが犠牲になる。

 これら全てに加えて、コモンの小銭入れには1スロットのトレジャーアイテムを収納できるようになります。

 最後に、現在私たちが取り組んでいる、皆さんお待ちかねのアーマーアビリティツリーのティザーをご紹介します。

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今回は以上となります。次回をお楽しみに!

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