うつぬけエクササイズ
今日は厳しい寒さになりましたね。
房総でも珍しく雪が降っています。
このブログは猫のように気まぐれにお送りしていますが
今日のテーマは
「脳と運動」
この分野は
ハーバード大学医学部臨床精神医学准教授
ジョン・レイティ先生がトップランナーですね。
いくつかの研究をピックアップしていきましょう。
実は少し前にレイティ先生が主催する
発達障害と運動に関しての講演に参加させて頂きました。
これもいい機会?として、ざっと振り返ってみようかと思います。
結論から言ってしまえば
1日30分
ドキドキと動悸がするぐらいの運動をすることが
あらゆる脳障害に効果があります。
もちろん体調に合わせて…。
60歳以上のかたは
1分間の脈拍100〜120回ほどに留めておいてください。
6秒に10回ほどですね
運動が苦手な女性には朗報です!
女性は軽い運動でも効果があるようです。
この場合もドキドキが大切なのは変わりありません。
トキメキが大切なんですね笑
男性の場合は強度が強いほど効果があった
というデータが出ています。
早めに歩くとか、その場でジャンプするとか、
なわとびやランニング…
楽しく取り組めるならなんでも構いません。
そして強調しておきたいのは
「誰かと協力しながら出来ればなお良い」
ということです。
脳の活動で他者とのコミニュケーションは欠かせません。
人間はそのために進化してきましたから。
文章が苦手なかたはここまで読んでくださればOKです!
ぜひ毎日の生活に取り入れて見てください。
生活がガラリと変わりますよ!
ただレイティ先生は
栄養療法も取り入れてますので
是非組み合わせて治療してください。
手技治療はストレス値を下げますので
3つ組み合わさればもっと良いですが!
私の症例としては
約8年間、精神科に通院を続けている看護師さんが来院されました。
ご家族が困り果てて連れて来たそうです。
ベンゾも長く大量に使っていたのでどうかなーと思ったんですが
紆余曲折ありながらも
なんだかんだ1年経たないうちに薬がいらなくなり
子育てに戻ることが出来ました。
今までタックスイーター病院だったようですね。
ここから先はもう少し詳しく、それぞれの症状によって
どんな病気の人に効果があるのか?
というのを掘り下げて行きたいと思います。
運動も栄養も手技療法も
すでに取り入れている患者さんたちは
みんな早くやればいいのに!
と話されるんですが
多くの患者さんは
たとえ何にもやらない病院でも
ありがたやありがたやと通い、
医学的根拠のまったく無い薬や電気治療を
ずるずると繰り返している姿を見ていて
いつも思い出すのは
ジョン・ヘイガース先生の著書です。
ヘイガース先生は
ニセ薬
つまりプラセボ と
逆に悪くなった気がする ノセボ
の研究を、なんと1800年!に発表。
表紙の中央にはローマの詩人ホラティウスの名言が引用され
こう書かれています。
Decipimur specie
「私たちは、正しそうな見かけにだまされる」
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