
ダイナミック(動的)な世界
こんにちは
前回、「思想を見せる世界」を担当しました
突然ですが、私は、最近
現場で階段が完成される過程を見届けました






この世に存在する多くの建築物が階段等で
“合理的”な動線を目指した構成をしています
一方で、スロープ等で、
“自由”な動線を目指した建築物には、
底知れぬ空間の魅力と可能性を感じます
ということで、
今回は「ダイナミック(動的)な世界」について

新しい建築の構成を模索していたあの頃の模型
(2019:筆者設計・当時大学2年生)
私は、学生の頃から
水平垂直なモダニズム建築ではない建築物に
非常に興味があります☺︎


設計:レム・コールハース、OMA
さて
ダイナミックの初期建築物といえば…
オランダにあるユトレヒト大学キャンパスの
「エデュカトリウム」
スロープ状のスラブ1枚で構成されることで
床や壁、天井という個々の要素をあいまいにして
新しい空間の構成を再構築した革命的な建築です


設計:ザハ・ハディド
続いて
韓国・ソウルにある「東大門デザインプラザ」は
脱構築主義と称されるザハ・ハディドの代表作
ザハの建築は
ダイナミックなドローイングを再現可能にするために
3次元シミュレーションソフトを開発したことで、
唯一無二な造形と空間を生み出していますね
“自由”でダイナミックな
動線や、空間を目指した建築物には、
予測不可能な空間の魅力と
新しいデザインの可能性を感じます☺︎

最後に
先日は
本部町での見学会へご足労いただきまして
ありがとうございました
次回もまたどこかで
開催できればと思いますので
クレールアーキラボを何卒よろしくお願いいたします
(C)