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ダイナミック(動的)な世界

こんにちは
前回、「思想を見せる世界」を担当しました

突然ですが、私は、最近
現場で階段が完成される過程を見届けました

壁の型枠を立ち上げ…(筆者撮影 1/6枚)
鉄筋を事前に設け…(筆者撮影 2/6枚)
型枠を組み…(筆者撮影 3/6枚)
コンクリートを流し込み…(筆者撮影 4/6枚)
型枠を外し…(筆者撮影 5/6枚)
手摺も取り付け、ついに完成!(筆者撮影 6/6枚)

この世に存在する多くの建築物が階段等で
“合理的”な動線を目指した構成をしています

一方で、スロープ等で、
“自由”な動線を目指した建築物には、
底知れぬ空間の魅力と可能性を感じます

ということで、
今回は「ダイナミック(動的)な世界」について

スロープや、有機的な形状、内外の曖昧さを駆使することで
新しい建築の構成を模索していたあの頃の模型
(2019:筆者設計・当時大学2年生)

私は、学生の頃から
水平垂直なモダニズム建築ではない建築物に
非常に興味があります☺︎

ユトレヒト大学 エデュカトリウム(1995)
設計:レム・コールハース、OMA

さて
ダイナミックの初期建築物といえば…
オランダにあるユトレヒト大学キャンパスの
「エデュカトリウム」

スロープ状のスラブ1枚で構成されることで
床や壁、天井という個々の要素をあいまいにして
新しい空間の構成を再構築した革命的な建築です

東大門デザインプラザ(2014)
設計:ザハ・ハディド

続いて
韓国・ソウルにある「東大門デザインプラザ」は
脱構築主義と称されるザハ・ハディドの代表作

ザハの建築は
ダイナミックなドローイングを再現可能にするために
3次元シミュレーションソフトを開発したことで、
唯一無二な造形と空間を生み出していますね

“自由”でダイナミックな
動線や、空間を目指した建築物には、
予測不可能な空間の魅力と
新しいデザインの可能性を感じます☺︎



Churamui House

最後に

先日は
本部町での見学会へご足労いただきまして
ありがとうございました

次回もまたどこかで
開催できればと思いますので
クレールアーキラボを何卒よろしくお願いいたします

(C)