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2024年振り返り:成果[4]「暮らし」を見直した。
2024年の振り返りの詳細シリーズ第4弾。
【バックナンバー】
・2024年振り返ったら幸せだった。(サマリー編)
・成果[1]ポッドキャストを配信した。
・成果[2]久しぶりにDTM機材を揃えた。
・成果[3]noteを続けられた。
成果と反省が対になっているけれど成果として書くのだが、2024年はやっとのことで薄々きづいていた「暮らし」のテコ入れを始めることができた。
とにかく仕事を作りたかった。
サマリー編の反省にも書いたとおり、2024年の前半を中心に、基盤となるべき「暮らし」がかなり適当になっていた。
・「暮らし」を疎かにした
・食生活が悪くなった
・ピラティスにほとんど行けなかった
・神社めぐりがどんどん減った
・家電やモノがたくさん壊れた
最後の「家電やモノがたくさん壊れた」のはきっと家のことや暮らしを疎かにしているのを神様が見ていて警笛を鳴らしてくれていたに違いない。(多分)
なぜこうなったのか、というのには、ちゃんと理由はある。(いつも理由はある)
ここ数年、とにかくわたしは発信を習慣化していくことにもっともっと打ち込みたくて仕方なかった。だから料理をする時間も惜しかったし、自宅にいると自分が同じところにとどまっているという感覚に陥るので、とにかく毎日どこかに出かけて作業をしないと気が済まなかった。
そうやって1日じゅう出かけていれば、自ずと家のなかのことはほったらかしになる。洗濯や掃除は日常的にやっているが、モノが雑多に散乱していたり、メンテナンスすべきことがほったらかしになっていたり、といかく気が滞る。
そのせいで、リラックスできる空気や空間がなかった。以前は夜帰ったら浴槽に浸かったり音楽を聴きながらストレッチをしたり、寝る前に本を読んだり日記を書いたり瞑想をしたり、自宅は心が整う場所だった。気まぐれだったが、休みの日には、ゆっくり料理をしたりもした。(超夜型だから、朝はそんなに有効活用できていなかったけれど)
それが今では帰ったらシャワーを浴びて寝るだけ。起きたら身支度をして出ていくだけ。そんな感じになっていた。
こういうのって、歳を重ねるごとにだんだん整っていく気がするんだけど、わたしはあるところまで行ききってから逆行した。え!なんで!?こんなことあるんだ。って驚いてる。いかんだろ!笑
それでもなんか、毎日自分なりに頑張って生きていたから「そういう時期もあるよね」ぐらいに思っていたけれど、いよいよ限界にぶち当たったという感じがした。
やっぱり、こんなのダメだよね。
なにがあっても「暮らし」が基盤。
薄々気づいていた。
人生を豊かにしたければ、基盤となる「暮らし」を疎かにしていいわけないと。こんなやり方をしていたら、どこかで無理をきたすのではないかと。
しかも、わたしは蟹座なのだ。それも、太陽星座と月星座、どちらも蟹座のダブル蟹座。蟹の甲羅にあたる「家」という場所がとても重要なタイプらしいのだ。「料理好き」とか「家事好き」とか、一般的な意味での「家庭的」な雰囲気をまとっているわけじゃないけど、やはりそういう気質は備えている気はしている。(気になる人はちゃんと調べてみてね)
「家」とか「暮らし」とかが大事なタイプなのだということは今回のことでも痛感した。「今はこれでいい」と思いながら、身体がつねにフワフワと浮いているような感じが拭えなかったのだ。気楽に前向きにやってたつもりだったのに不思議なものだ。
これまた偶然にも、文筆家の塩谷舞さんに出逢った影響も大きい。
彼女の文章が好きで、彼女のインテリアも好きで、彼女のライフスタイルも好き。こんなことあります?と思いながらも、彼女の素敵な「暮らし」を見て「ああ。やっぱりこういうの憧れるなぁ。できることからまたやりたいなぁ。」と思うようになった。
思えばかつて「ていねいな暮らし」目指してたのに、どこに行ったのか。小さくても、できることから始めないと一生手に入らない。久しぶりに、またそういうことを大事にしよう。
【再】ていねいな暮らし。
そうやって10月ごろから少しずつテコ入れを始めて、自分をとりまく生活や「暮らし」のバランスが少しずつ変わってきている。
といっても、今は引っ越し前ということもあり、できることを小さく実行しつつ「暮らし」にまつわる雑誌をあれこれ久しぶりに読んで、これからふたたび作っていくであろう「【再】ていねいな暮らし」のイメトレをすることが、メインの活動だ。
引っ越したあとの具体的な話はnoteの記事でもポツポツ書いていきたいので、多分シリーズ化すると思うけれど、こんな感じのトピックがありそう。
・料理の思想(なぜ作るのか?なにを目指すか?など)
・お気に入りのキッチンツール・お道具
・食事の献立・レシピ
・家に飾るアートのこと
・好きな料理本・料理家さん
・好きなインテリア本・雑誌
などなど
「暮らしを整える」ことを考えると、ワクワクする自分がいる。そういう自分をしばらく忘れていたけれど、蟹が甲羅で自分を守るように、わたしも家を守ることで安心するのかもしれない。
2025年はそうやって安心するだけではなく、基盤を整えることで安心して羽ばたける自分をつくっていくのが、楽しみでならない。