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お気に入りインテリア雑貨[5] IKEAのフォトフレーム

お気に入りのインテリアや雑貨を紹介するシリーズ5回目は、IKEAのフォトフレームで作ったわが家のポストカード美術館コーナー。

【バックナンバー】
[1]lifart(リファート)のソイキャンドル
[2]D-BROSのおしゃれカレンダー。
[3]ソール・ライターのポスター
[4]scopeのキッチンツールキャニスター


展覧会で集めたポストカードたち。

展覧会に行くと、気に入った絵のポストカードを買うクセがあって。

気に入ったものをいくつか寝室の壁にペタペタとマステで貼ってるけど、だいたいのものは大切に引き出しにしまいこんでいて、なかなか出番を与えてあげられずにいたので、どうにかしたいなと思っていた。

そんなポストカードたちをいよいよ活かせるかもしれないと思ったきっかけは、今年京都で開催され、あまりに良かったので家族や友人に勧めまくった結果、アートに詳しい人もただ付き添いだった人も全員が「最高だった」というほど大好評だった村上隆さんの「もののけ京都」展。(9/1に終了)

ミュージアムショップで買った3枚セットのDOBのポストカードがえらく気に入って、絶対にどこかに飾りたくて、久しぶりにわが家のアートデコをまじめに考えた。

家の中をウロつきながらあれこれパターンをシミュレーションしているうちに思いついたのが「3枚つづりのフォトフレームに入れて廊下に飾る」という案で、それを叶えるべく「フォトレーム 3枚」の検索で見つかったのがIKEAの「RÖDALM ローダルム」シリーズ

RÖDALM ローダルム フレーム 写真3枚用, ブラック, 55x28 cm

このIKEAのローダルムシリーズには9枚用というのもあって。

RÖDALM ローダルム フレーム 写真9枚用, ブラック, 46x61 cm

この9枚のやつ見てたら、いいことを思いついた。

これ両方買って、3枚のほうにはDOB3枚並べるとして、9枚のほうに自分の大量のポストカードコレクションの中からお気に入りをピックアップしてうまく並べたらわが家だけの小さな美術館ができるのでは!?

ゾワゾワとしたものが、お腹の底から頭のてっぺんまで立ち上ってくるような感覚になって、心がワクワクしたのを今でも覚えている。

これまで陽の目を浴びなかったポストカードたちを飾れるだけでも楽しいのに、それらを気分によって入れ替えていけばさらなるポストカード活用になるし、憧れのキュレーションまで疑似体験できるというわけ。

そんな期待を胸にソッコウこのフォトフレームを発注し、せっせとポストカードを選定してでき上がったわが家のミュージアムがこちら。

わが家の小さな美術館。

まずは本命、DOB3枚セット。

「村上隆 もののけ京都」で買ったDOB3枚セット

からの9枚キュレーション。
詳しくは後述しますが、想像の900万倍大変だったw。

過去の展覧会で買ったポストカードから9枚セレクト。
上段:ロートレック、歌川国芳、ソールライター
中段:レオナール・フジタ、李禹煥、田中一村
下段:歌川広重、岡本太郎、川瀬巴水

この2枚をこんな感じで飾っている。

最高。最高。ほんとに最高です。

ただの廊下が、通るたびに心がすぅーっと洗われるような、研ぎ澄まされた空間になってくれた。本当に嬉しい。

じつは9枚用のフレームは2つ買った。スペース的にも3DOBS(3枚用)の両側に9枚用を1枚ずつ飾れるだけのゆとりはあったが、ポストカード9枚のキュレーションが想像以上に大変で時間がかかったのでいったん諦めた。

同じジャンルや同じ作家さんで1フレームずつ作れば9枚×2もなんとか作れただろうけど「好きなものをランダムに抜き出して絶妙のMIX感が作りたい」とみずから難易度を上げてしまったがゆえ、めちゃくちゃ時間を要してしまった。

最終的に「これだけは」という数枚を軸に、なんとなく列ごとに色の系統を統一し、全体のバランスを考えて色の濃いものやインパクトの強いものは省いていって、なんとか完成した。それでも海外と国内、油絵を版画、浮世絵と現代アートなどある程度のMIXには成功したので満足している。そしてスペース的にもこれぐらいゆとりがあったほうが美術館っぽい余白が感じられるか、という結論になっている。(自己評価)

廊下の壁は案外広い。

写真を見ていただくと分かるように、わが家の廊下は、そんなに広いわけではない。が、廊下の壁って、よくよく見るとけっこうガランと大きくスペースが空いている。

毎日何度も通る場所でありながら、正面から対面するわけではないため圧迫感は出にくい廊下の壁は、小さな家でも大きなアートを飾れる絶好のスペースだったりする。(今回わたしは美術館風にするため余白の大きな飾り方をしているが、一面埋まるぐらいの1枚の大きなアートを飾ったり、ランダムな大きさの絵をコラージュのようにたくさん飾って壁一面を埋めていったりするのもおすすめ)

実はこの「廊下の大きな壁に大きなアートを飾る」という遊び、以前から引っ越すたびに密かな楽しみの一つだったが、今回は入居時にいいものを見つけられず放置してしまって、そのスペースはガランと空いたまま忘れてしまっていた。

アート系のインテリアコーデは「なくても生活できてしまう」だけに、入居時に頑張ってひと通りやっておかないと、こうやって忘れたまま放置してしまいがち…

このDOB3枚セットは、忘れていた廊下のデコを思い出させてくれたうえに、ただ大きなアートを飾るだけではなく、眠っていたポストカードを活用できて、それを自分でキュレーションできる楽しみまでも与えてくれる絶好の名案を閃かせてくれた最高のプレゼントとなった。ありがたや。

9枚のほうは、頑張って選んだだけあって、時が経つにつれラインナップや全体バランスが好きになってきているため、作品の入れ替えはけっきょくしていない。

諸事情により近いうちにまた引っ越す可能性が出てきたが、引っ越し先にも廊下はあるだろうから、引き続き愛用する予定。これを機にあらかじめ9枚セットを作っておいて、定期的に入れ替える準備をひてもいいかもしれない。

私だけの美術館コーナー、これからも愛でていきたい所存。

ということで、つかった商品あらためてリンク貼っておきます。

IKEA フォトフレーム「RÖDALM ローダルム」

今回買ったのは3枚用と9枚用。

いろんなサイズがある5枚葉というのもあって、これも買い足そうか検討中。

展覧会のミュージアムショップには、ポストカードのほかにA4やB5サイズの厚紙プリントやポスターが売っていることもある。このフレームに色んな大きさの作品を配置してみるのも面白そうだ。

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