こんにちは。コンフィデンス・インターワークス IR担当です! 2月は、2024年3月期 第3四半期決算発表がございました。その後、2件のIRイベントにも参加させていただきました。STOCKVOICE 資産形成フェスタ2024 においては櫻井 英明様 、日本証券新聞 個人投資家向けセミナー においては坂本 慎太郎様 よりインタビューいただきながら、当社についてご説明させていただきましたので、こちらのIR note マガジンでも、Q&Aの一部をご紹介させていただきます。 2024年2月Monthly Reportのラインナップはこちらです!
1.2024年3月期 第3四半期決算発表 2024年2月9日、2024年3月期 第3四半期決算を発表いたしました。
決算内容詳細につきましては、下記リンクよりご確認ください。 ・2024年3月期 第3四半期決算短信 ・2024年3月期 第3四半期決算説明資料
また、英文開示資料は2024年2月28日に開示しておりますので、併せてご覧ください。 ・決算短信(英文) ・決算説明資料(英文)
▼全社
▼セグメント別
IR note マガジンでは、当決算に関する記事を2本掲載させていただいております。引き続き、皆様の理解の手助けとなる情報発信を目指してまいります。
2.IRイベントの振り返り ▶資産形成フェスタ2024 株式会社ストックボイス主催「STOCKVOICE 資産形成フェスタ in 東証アローズ Online 2024」へ、代表取締役社長 澤岻 宣之が出演いたしました。東京証券取引所内のスタジオ 東証Arrowsから、櫻井 英明様にインタビューいただきながら、当社の事業概要・成長戦略について、生配信でお届けいたしました。
■アーカイブ映像 約30分のアーカイブ映像は上記よりご覧いただけます。 説明後のスタジオ解説にもご注目ください!
詳細は動画をご覧いただければと思いますが、櫻井様より多くのご質問をいただきましたので、Q&Aを一部ご紹介いたします。
■Q&A Q. 人材派遣・フリーランス/人材紹介/受託/求人広告の網羅的なサービスが提供できれば、どの業界においても一定のニーズは満たせそうですが、なぜ業界特化を重視されるのでしょうか? A. 創業時から、ゲーム業界に特化して事業を展開してまいりましたが、参入するからには、そのマーケットで最も評価される会社を目指していこうという思いがございます。クライアント企業様と、点ではなく、面的にお取引をすることで、単なる受注・発注の関係ではなく、より強固なパートナーシップを築いていきたい考えです。業界は”狭く”、サービスは”深く”、主要ゲーム会社様と網羅的にお取引することで、潜在的なニーズを見つけ、更なるサービス拡充に繋げていく戦略です。Q. 今後、ゲーム業界の他にも特化業界を拡張していく上で、どのような業界をターゲットと考えていますか? A. ゲーム会社様と網羅的にお付き合いをする中で、近年では、ゲーム開発チームのみならず、エンターテインメントコンテンツを扱うチームの仕事も増えてきておりますので、エンタメ領域への事業展開は進行中です。また、DX・Web3.0・広告業界も親和性の高い領域であると考えております。加えて、インターワークスの取引先も多岐に渡っておりますので、時代にマッチする組み合わせで展開していけるのではないかと考えております。業界特化型でカテゴリーNo.1になれる領域への事業創出を目指してまいります。Q. 今後、他業界にも事業を展開する上での競争優位性は? A. 組織構築にあたっては、初期の段階では極力ターゲットを狭く定め、少数精鋭でスピーディー 且つ 低コストでテストマーケティングを行い、最適解を見つけ出します。その後のチームビルドにおいては分業・標準化の思想で、各工程のプロセス分解を行い、経験の浅いメンバーの早期戦力化を図ります。早期に各工程の知見を蓄積し、PDCAを回すことで、プロフェッショナル集団を作り上げます。ゲーム業界においては、後発参入ではございましたが、創業から9年半で、クリエイター配属数は800名を越え、主要ゲーム会社様136社とも網羅的にお取引をしております。ゲーム業界で実現できたこのメソッドは、他の業界においても十分に通用するスキルであると考えております。また、私自身(澤岻)も、急成長期から人材業界に携わっており、様々な変遷を経ながら、多様な職種・業態で、人材派遣のみならず、アウトソーシングや人材紹介などのサービスを経験してまいりました。今後起こりうることを予測し、最適な組織形態をとっていきたいと考えております。Q. 中期的な成長目標は? A. 遅くとも5年以内に、売上高200億円、営業利益30億円を達成すべく、成長戦略を立てております。既存事業のオーガニックな成長に加え、新規事業開発、積極的なM&Aを行うことで、1年でも早く達成したいです。さまざまな業界でカテゴリーNo.1を積み上げていくことで、事業を拡大させていきたいと考えております。まずは人材派遣・人材紹介事業を提供することで業界企業に網羅的に入り込み、その上でニーズに基づきサービスを拡充することで、クライアントに深く入り込み、強固な関係を築いていきます。サービスを循環させることで経営効率も高めてまいります。企業と面的にお付き合いすることで、教育・スタートアップ支援・海外展開などにおいてもパートナーシップを発揮することで実現していきたいと考えております。業界内部でのプレゼンスを確立することで、コンソーシアム的に業界を超えた社会課題解決にも取り組んで参りたいと考えております。Q. Web3.0領域で人材ビジネスを行うプロタゴニスト 子会社化の背景は? A. 元々は旧コンフィデンスの取引先である、ゲーム・エンタメ業界におけるWeb3.0プロジェクトの案件を紹介する形で協業しておりましたが、インターワークスが加わったことで、建築・製造業・商社・コンサルティング会社など、異業界でもWeb3.0プロジェクトが多く出てきていることを発見いたしました。これらの求人とプロタゴニストの人材ナレッジを結びつけることで、成長マーケットにおけるカテゴリーNo.1を目指していきたいと考えております。Q. ゲーム・エンタメ業界に深く入り込んだ知見は、今後どう活かしていけるのでしょうか? A. ゲームは非常に高度な技術の集まり。原作として小説や漫画などのコンテンツが元となることもございますし、大勢でゲーム制作を行う際の通信 ・セキュリティの知見も必要となってきます。今後、ゲームが他の業界と広く繋がっていく可能性を秘めていると考えております。Q. 少子高齢化の進む未来において、人材ビジネスは最先端を走る注目の的だと考えておりますが、将来をどのように考えていらっしゃいますか? A. 少子高齢化に伴う産業構造の変化に課題を抱える中、多くの雇用・マッチング機会を生み出す人材業界が、高い評価を得られる業界になっていけばと感じております。事業拡大・組織活性化の鍵となるのは人材であると考えておりますので、マッチングのみならず、働く人 1人1人の活躍の可能性を最大化させ、企業の発展に貢献することで、社会的にもより評価され、ビジネスの拡張性も増してくると考えております。私が人材業界に入った頃は、非常に多くの会社様が参入し、その多くが伸びていた時代でしたが、法改正や景気変動も経て、徐々に寡占化も進んでおります。しかし、ニッチ領域においては成長余地がまだまだあると考えております。業界特化型で機動的に、変化にチャレンジしていくことで、新たな人材ビジネスの形も見えてくると考えておりますので、ニッチトップを連ね、成長していきたいです。
▶日本証券新聞社 個人投資家向けセミナー 日本証券新聞社主催 「個人投資家向けセミナー」へ、代表取締役社長 澤岻 宣之と取締役CFOの永井 晃司が登壇いたしました。坂本 慎太郎様にご質問いただきながら、当社の事業概要・成長戦略について、ご説明いたしました。
坂本様・会場にお越しいただいた皆さまからのご質問もお受けいたしましたので、ご紹介いたします。
■Q&A Q. インターワークスとの合併の経緯・シナジーについて教えてください。 A. 当社は、業界特化型で企業に深く入り込む、網羅的な人材サービスの提供を目指しております。当社が創業時から手掛けてきた人材派遣にとどまらず、人材ビジネス市場においては、派遣で就業されていた方がスキルアップとして正社員へ転職をしたり、企業様が経営幹部を担うような人材を採用したいといったニーズにお応えするための人材紹介事業、新卒・中途採用を一括で請け負ったりするアウトソーシング事業、リクルーティング支援として人材集客を行うメディア事業など、様々なニーズがございます。これらにお応えできるサービスが合併により強化されましたので、今後あらゆるサービスの組み合わせで循環を生み出していけることがシナジーであると考えております。Q. 今後他業界にも事業を展開する上で、ゲーム業界と他業界との人の往来は活発になりますでしょうか? A. 業界の行き来が活発になると、技術発展にも相乗効果が生まれ、良いだろうという願望はございます。最近では、ゲーム会社様の優秀なグラフィック技術を持つ人材が、大手自動車会社の開発部門にスカウトされたという事例もございました。ゲームにはあらゆる先進技術が集まっているため、スキルを異業界で活かせるような転職市場になっていくことで、当社事業の拡張性もさらに高まると考えております。Q. ゲーム業界における主要企業の9割を網羅。営業はどのように行っていますでしょうか? A. 創業時は黙々とテレアポをして1社1社開拓を進めて参りましたが、現在は取引先企業数ではなく、取引先部署数へと社内指標を変えております。また、サービスも循環させながら1社あたりの単価向上に努めております。Q. M&Aはどのような業界を視野に入れていますでしょうか? A. 事業展開の概念図で示したDX業界・Web3.0業界・広告業界がターゲットになるかと思いますが、狭くターゲットを絞り、最終的には特化領域で最も評価される事業者になっていくことを目指しており、ストック型で事業を成長させていきたいと考えておりますので、参入時のサービスとしては人材派遣やフリーランスマッチング、受託ビジネスが中心になると考えております。Q. 今後事業を拡大させるうえで、営業利益率15%はどう考えますか? A. M&Aを行う際は相手企業の状況によって一時的に切ることもあるかもしれませんが、当社内部のオペレーションにおいては、求職者獲得にかけるコスト、費用の回収目途など、様々なプロセスを指標化し、細かく管理しておりますので、営業利益率15%は十分に達成できる水準であると考えております。Q. グローバル展開はどのように考えていますでしょうか? A. グローバルは戦略の中に置いておく必要があると考えております。他方、国によって法律・マーケットも異なりますので、安易に同じモデルで進出することは困難であると考えております。Indigames社のような現地の優れたパートナー様と組んで営業していくことも一つの手段だと考えております。また、当社に所属するクリエイターの中におきましても60名以上の外国籍の方もいらっしゃいます。日本のコンテンツは海外の方からも魅力に感じていただけるものが多いため、市場も今後活性化していくと考えております。こういった人材を獲得するグローバルリクルーティングは強化していきたいと考えております。Q. ゲーム技術を他の業界でも活用できませんでしょうか? A. メタバース、XRの領域など、バーチャル空間でゲーム技術を使っていこうという取り組みも増えてきております。また、ゲーミフィケーション(いかにコンテンツに人を惹きつけ、飽きさせずに遊んでもらえるかを組み立てる)の概念が地方創生や観光業にも活用されるという事例も出てきており、他業界でも広がってきております。これらも含め、当社の市場と捉えていきたいと考えております。
セミナーに加え、会場内にはブースも出展いたしました。熱心にご質問くださった皆様、ありがとうございました。
3.Web3 Game Lab #4 開催 「Web3 Game Lab」は、2023年2月にゲーム開発・運用支援に特化した伴走型ラボとして、ゲーム会社・Web3.0関連会社各社が共同で設立したものです。創業以来、ゲーム業界に特化して事業を展開する中で、徐々に業界内で強固な関係を構築できるようになり、Web3(ブロックチェーン/NFT/メタバース)ゲーム開発に注力しているサムライ・ソフト社、ゲームの経済圏の設計・運用を手掛けるPrecious Analytics社、Web3.0に特化した人材サービスを行うプロタゴニスト社、各社とのコンソーシアム型ラボの開設へと繋がりました。
Web3 Game Lab、4回目となる今回は、「Web3×人材の最前線! どうなる?2024年のWeb3業界!」 と題して、Web3の最前線で事業を展開する4社によるガチンコトークが繰り広げられました。
2022年のバズワードとして誕生した「Web3」という概念ですが、2024年となった今、Web3のトレンドも変わりつつあり、Web3企業に求められる事業像・人材像にも変化 が見られます。
では、どのような人材が2024年のWeb3業界で活躍できるのでしょうか? 2024年2月に当社の連結子会社となったプロタゴニストの吉田がファシリテーターを務めました。
Precious Analytics社 米元 広樹 氏
ゲーム業界においては、どれだけ技術が進展しても、ユーザーに価値ある体験を提供できなければ収益化は難しいと感じています。ユーザーに新技術を浸透させていくためには、ユーザー体験を設計できる人材が必要になります。また、開発にかかる資金調達ができる人材も重要であると考えます。 採用においては、当社はWeb3領域の経済圏設計を事業としているため、数字管理のリテラシーはもちろんのこと、ユーザー体験を言語化できる能力、という点で経済系の学科の人材も採用しています。設計図通りにプログラムを組める人材は多いと思いますが、ユーザーの視点に立って設計できる人材は少ないため、このような人材が増えてくると、ユーザー体験も拡張され、業界自体も盛り上がってくるのではないかと考えております。
要約 サムライ・ソフト社 井上 敬介 氏
Web3ゲーム業界では、「自律性が高く、専門性を深く追求し、継続的な学びに意欲的で、目標達成に対して強い意志を持つ人材」が求められています。このような人材を私たちは「野良度の高い人材」と定義しています。しかし、このような特質を持つ人材は希少であり、容易に見つけ出すことができません。企業がこれらの人材を効果的に獲得し、組織内で活躍させるためには、戦略的アプローチが必要です。 一方、企業文化と相容れないほど「野良度」が高い人材を採用すると、組織内での適応が難しくなるリスクもあります。そのため、企業は自社の文化にマッチしつつも、自立して行動し、革新的な思考を持つ「野良度」のある人材を集めることが重要です。「集団としての野良度」を高めることにより、企業はより創造的で柔軟な思考を持つ人材を引き寄せ、組織全体としての成長を目指すことが出来ると考えています。
要約 シンセカイテクノロジーズ社 加藤 貴一 氏
Web3プロジェクトの中の、運用におけるコミュニティマネジメント支援サービスを展開する中、海外ではブロックチェーンゲームは今年多く立ち上がると考えています。その中で、今後圧倒的に伸びる成長産業に身を投じたいという成長意欲をもつ人材、プロジェクトを成功させた実績を有する人材、Web3の可能性を信じ、忍耐強く継続できる人材が今後活躍すると考えています。 採用に関しては、当社が運営するコミュニティ運営人材を目指す人々が集まるマッチングプラットフォーム「nest(ネスト)」に人材が集まってくるため、一緒に働く中で、当社によりコミットしたいという意欲を持つ方をリファラル採用することが多くなっていいます。しかし、管理職の採用にはリファラルに限らず、スカウト媒体やエージェントを総動員している状況です。
要約 Web3、AI、メタバースなど、新技術は次々生まれているものの、テクノロジーを駆使できる人材の採用は追いついていないという企業も多く、Web3の産業化にあたっては、クリエイティブな視点を持つ人がまだまだ求められているようです。Web3と親和性の高い領域で働く人材の接触ポイントを増やすことが今後も重要になってくるということでした。
当社は、引き続き特化業界において築いた信頼関係から、特有のニーズを汲み取り、事業に繋げていくことを目指してまいります。
4.編集後記 決算発表・IRイベントを経て、当社のお問い合わせ窓口には、日々多くのご質問が届いております。ご質問をいただく度に皆様から多くの視点をいただき、日々勉強させていただいております。頂戴したご意見は、役員陣とも共有しております。
今後も皆さまのご意見・ご質問を直接お受けできる機会を積極的に作ってまいりたいと考えておりますので、IR活動にもぜひご注目いただけますと幸いです。
5.IRに関するお問い合わせ 決算に関するご質問、IRの取り組みについてのご意見・ご感想などは、株式会社コンフィデンス・インターワークス IR担当(ir@ciw.jp )または、下記の問い合わせフォームよりお願いいたします。
▼IRに関するお問い合わせ
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