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こんにちは。コンフィデンス・インターワークス IR担当です。
今回から、Monthly Reportの表紙画像をリニューアルしてみました!
株主・投資家のみなさんに向けたお手紙、という気持ちで毎月書かせていただいております。

2024年6月Monthly Reportのラインナップはこちらです!



1.第10回 定時株主総会


2024年6月27日、第10回定時株主総会を開催いたしました。

合併後のコンフィデンス・インターワークスとして初めての株主総会。
多くの方にご来場いただきました。

決議事項につきましては、以下をご確認いただけますと幸いです。
第10回定時株主総会決議ご通知

その他事項につきましては、以下をご参照ください。
定時株主総会招集通知及び株主総会資料
定時株主総会その他の電子提供措置事項(交付書面省略事項)

株主総会終了後には、経営近況報告会として、役員及び事業責任者から、各セグメントの状況についてもご説明いたしました。

2025年3月期も、社員一丸となって事業拡大に努めてまいりますので、株主・投資家の皆さまの引き続きのご支援をいただけますと幸いです。

ご来場いただいた株主様、ありがとうございました。


2.事業計画及び成長可能性に関する事項


2024年6月21日、「事業計画及び成長可能性に関する事項」を発表いたしました。

各セグメントのビジネスモデルや競争力の源泉、当社を取り巻く市場環境、今後の成長戦略などについて、前回からアップデートして作成いたしました。


3.個人投資家向け説明会 Q&A公開


▶湘南投資勉強会

6月1日、個人投資家向けセミナー「湘南投資勉強会」へ、代表の澤岻、CFOの永井が登壇いたしました。

会場は、六本木ヒルズ 森タワー。KLab様のオフィスをお借りしました。

会社説明の時間は約20分間、残りの30分は質疑応答のお時間とさせていただきました。昨年秋から積極的にIRセミナーに参加しておりますが、会社説明は可能な限りコンパクトに、1問でも多く株主・投資家の皆様からのご質問にお答えするよう意識しております。

今回の説明資料を一部ご紹介いたします。
「当社のここに注目」ということで、高い成長性、高い収益性、高い株主還元の3点を印象付けていただければという思いで組み立てております。

また、収益性と還元性の観点から、グロース市場にける当社のポジショニングマップも新たに作成いたしました。

 ■アーカイブ映像

詳細につきましては、アーカイブ映像がございますので、併せてご覧いただければと思います。

 ■Q&A

また、いただいたご質問をテキストでもご紹介いたします。

Q.
営業利益率が、他社と比べて高い水準である理由を教えてください。

A.
人材派遣事業においては、人件費、家賃、採用広告費がコストの内の多くの比率を占めますが、ゲーム・エンタメ業界にターゲットを絞り込み、マス広告をあまり使わず集中的に求職者を集めることで、採用広告費を最適化し、結果として、1人当たりの採用単価を低く抑えられている点は、業界特化型の大きなメリットと考えております。また、採用した人材の仕事を途切れさせないための営業努力などにより、比較的長期間働いていただいておりますので、採用コストも十分に回収可能です。
加えて、内部のオペレーションに関しても、成長投資の回収スピードなどを厳格に管理することで、利益率の水準を維持できていると考えております。

Q.
今期予想の、売上高 90億円、営業利益 14億円の策定根拠について教えてください。

A.
積み上げ型で、比較的堅めに策定しております。人材派遣事業は、ストック型のビジネスモデルですので、期初の派遣人数や成長期待を元にベースとなる売上・粗利を出しております。また、合併によって加わった人材紹介・メディア事業につきましては、各事業の成長はさることながら、今期(25年3月期)からはインターワークスの4~7月分の業績も加わること、合併による更なるコストシナジーを見越して設定しております。

Q.
3~5年後の売上目標 200億円、営業利益目標 30億円の確度について教えてください。

A.
ストック型の人材サービスをメインに手掛けていきたいと考えており、ゲーム業界を起点に、WEB、DX、Web3.0などの領域へも、現在のモデルを拡大していくつもりでおります。その際には営業利益率15%超という基準も維持しながら、売上 トップラインも伸ばしていく考えでおります。

Q.
澤岻社長の株式保有比率についての認識を聞かせてください。

A.
私(澤岻)はじめ、経営陣を含めて、業績達成のインセンティブ等で、保有数は増やしていきたいと考えております。また、ストックオプションの権利行使についても創業時からコミットしておりますので、個人としても保有比率は高めていきたいと考えております。

Q.
前期の平均給与が362万円と、今後この水準での採用を続けられるのか気になります。今後賃上げなどによって利益率が低下する可能性はあるのでしょうか?
A.
当社従業員の内、300名ほどが内部社員、850名ほどがゲーム・エンタメ領域におけるクリエイターです。コンテンツ業界は他業界と比較すると給与水準が高い業界とは言えず、結果として当社の全社平均は低くなってしまっております。毎年定期昇給は行っておりますが、産業構造の側面から、当社単独で実現可能なこと、すぐの実現が難しいことがございます。価格転嫁にも対応すべく、クライアント企業への賃上げ交渉等の営業努力は継続していきたいと考えております。

Q.
Web3.0業界における事業展開について、現状ブロックチェーンゲームの人材の引き合いは増えてきていますでしょうか?また、ブロックチェーンゲーム市場の今後の展望も聞かせてください。

A.
当社が今年2月に子会社いたしましたプロタゴニストは、Web3.0に特化した人材サービスを手掛けており、ブロックチェーンゲームを始めとする様々なWeb3.0に関連する求人を扱ったり、企業のキーマンへのインタビューをWeb掲載したりしております。マネタイズ手法としては人材紹介のモデルで、子会社化以降、着実に結果も出始め、伸びていくことは間違いないだろうと考えております。
2~3年前、Web3.0が盛んに取り上げられた時期の期待感でマーケットが拡大しているかと言うと、苦戦している企業も多いかと思いますが、水面下で開発を進めている企業、成功事例を耳にすることが増えてきております。Web3.0業界としての解像度が上がり、求められる技術が一定程度明確化され、労働市場が築かれればメリットを享受できると考えております。

Q.
貸借対照表によると、現金が膨らんでいるかと思います。今後の投資方針についてお聞かせください。

A.
今回の自己株式取得によって資金を活用いたしましたが、成長投資に回すことが第一と考えております。今後、ある程度大型のM&Aを仕掛けていくための水準は維持しつつも、成長投資にも回していきたいと考えております。

Q.
既存事業への投資は行っていくのでしょうか?

A.
優秀な人材採用、拠点投資、広告宣伝費などには活用していきたいと考えております。従業員給与のベースアップは毎年行っておりますが、短絡的に大幅に昇給させることが将来的にリスクとなる可能性もございます。経営戦略、人材各社・ゲーム業界の水準を鑑み、能力の高い人材、成果を出した人材に対しては、昇給・昇格を行っていくつもりです。

Q.
派遣配属数の成長鈍化要因を教えてください。

A.
クライアント企業様の評価が下がった、競合他社にシェアを奪われた、などの要因ではなく、業界特化型の弱点ではございますが、国内ゲーム会社様の業績動向があまり芳しくなく、転職・労働市場に若干の停滞感が見られることが原因であると考えております。他方、当社ビジネスモデルはBtoBでございますので、シェアを獲得することで業績を伸ばしていくことは十分に可能であると考えております。このような環境下でも、事業ポートフォリオを活かして業績を伸ばしていける強さを、組織としては持っていくことが課題であると捉えております。

Q.
DOE10%達成までの期間はどの程度でしょうか?

A.
売上高200億円、営業利益30億円を3~5年で達成を目標とすることを掲げておりますが、当該目標達成と同じタイミングでの到達を1つの目安と考えております。

Q.
2024年3月期の大幅な収益増は合併による部分が大きく、今後もM&Aが重要な施策になると考えております。インターワークスとのM&Aの経緯を教えてください。アミューズキャピタルも絡んでいるのでしょうか?

A.
インターワークスは私(澤岻)自身、よく知っている会社でしたので、証券会社様からお話をいただき円滑に話が進みました。このようなケースは稀かと思いますので、現在は、社内にM&Aのソーシングを行う組織をつくり、アプローチを行っている最中です。他方、類似するビジネスモデルの対象企業でしたらコストシナジーの観点からは一定程度再現性を見込める部分もあると考えております。できる限り社内で案件を獲得できるよう進めております。
大株主であるアミューズキャピタルは実績ある投資会社で関係性も良好ですので、投資会社様や企業とのコネクションづくりで、事業拡大に繋げていければと考えております。

Q.
M&Aに失敗した事例はありますでしょうか?

A.
2018年5月に実行した株式会社DolphinのM&Aにつきましては、上場前のタイミングで減損損失を計上しております。この観点では財務的な失敗だったと考えておりますが、当案件にて対象会社の事業理解、のれん回収の検証を十分に行うべきだという課題点を今一度経営陣で共通認識をもちました。他方でメディア事業の運営ノウハウを得た部分は収穫であったとも考えております。「今後のM&A実行の中で、減損は一切起こらない」とは言い切れないものの、反省を活かしてM&Aを行っていくという観点においては、失敗のリスクは幾分軽減できていると考えております。

全体説明会終了後にも、多くの方にブースにお越しいただき、1時間以上、熱心にご意見・ご質問をいただきました。今回の議論内容は、役員陣にも共有させていただきました。

会場を提供くださったKLab株式会社様、湘南投資勉強会を主催してくださったkenmo様、ありがとうございました!

今後もこのような対話機会を積極的につくってまいりますので、引き続きご注目いただけますと幸いです。


4.編集後記


今月は当社第10回定時株主総会、湘南投資勉強会などで、皆さんにお目にかかれる機会が多く、たくさんご意見・ご質問をいただけたこと、IR担当として大変恵まれた機会だと感じております。改めて、ご来場いただいた皆さま、ありがとうございました。少しでも当社を近く感じていただき、引き続き応援いただけると嬉しく思います。

会社の雰囲気はというと、4月に入社した新入社員が全体研修を終え、6月から各部署に配属されました。早々に今月初受注をあげる社員の姿も見られ、オフィス全体が活気づいています。後輩が入ってくると「きちんとしなきゃ!」とプレッシャーを感じながらも、教えることで自身の仕事を振り返るきっかけになりますし、一緒に働く後輩の表情が凛々しくなっていく成長の過程に関われることへの喜びは大きなものです。IR担当としても、シナジー加速のため、積極的に外へ出て、今後も部署を横断した交流を深めていきたいと考えております。


5.IRに関するお問い合わせ


決算に関するご質問、IRの取り組みについてのご意見・ご感想などは、株式会社コンフィデンス・インターワークス IR担当(ir@ciw.jp)または、下記の問い合わせフォームよりお願いいたします。

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