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一応の自己紹介

 「こんにちは。私は双極性障害II型を患っています。2024年2月から自分の心や感情の動きを把握するために日記を書き始めました。それから半年が経ちふと誰かに読んでもらうのも悪くないかなと思い立ち始めました。ちなみに当方29歳男性無職、理解のあるパートナーはいません。都内一人暮らしです」

 とはプロフィール欄に書いたものの……
なにが自己紹介の正解かわからず頭を悩ませています。(140字しか書けないしね……)
 実際その通りなんですけどね、一つもウソをついておりませんワタクシ。約10年前の大学在学中ににうつ病と診断され、一度新卒で働いたはいいものの1年足らずでぶっ倒れ、気づいた時にはまた精神科。病名もうつ病から双極性障害Ⅱ型と変わりました。

 それからは定職につかず、ほぼニートとして暮らしています。え?どうやって食ってるかって?それはあまり言いたく無いのですが、もしかしたら日記の端々でヒントは現れるかもしれません。わりと長く傷病手当金や失業手当がもらえたのはラッキーだったと思っています。

 日々の調子は一進一退、前回は2024年の2月に大鬱が来て希死念慮に追われほんとに「死ぬ思い」でした。それから春にかけだいぶ復調し、5月6月なんて安定していたのですが、8月の上旬に関西方面に旅行に行ってはっちゃけすぎて躁の兆候を見落とした結果、お盆のあたりから鬱に転じてしまいまたしても苦しい日々を送っています。

 でも2月の大鬱はただ悪かっただけではありませんでした。自分の「病気との付き合い方」を見直すいいきっかけになりました。それまでは「鬼畜躁鬱!撃ちてし止まむ!」のように病気と真正面から戦おうとしていました。なので、ちょっと良くなった(実際は軽躁)だけですぐに医師に減薬を迫ったり、「双極性障害 完治」とかで検索して、いまいち信用ならん医者のYouTube動画を見たりしていました。

 しかし、2月に完膚なきまでに叩きのめされた私はやっと気づきました。「勝つのはもういい、せめて引き分けに持ち込もう」と。病気を絶対悪とみなすのではなく、病気やお薬との共存の道を模索し始めました。おそらく私の病気の完治は見込めないでしょう、これからも気分の浮き沈みは絶対にある。しかしながら、その波を小さくすることはできるのではないかと。そのためには、躁の兆候が来たら調子に乗りすぎず用心する(こないだはできませんでしたが……)とか、そういう風に方針を転換したのです。

 そんななか書き始めたのが日記でした。気分の浮き沈みや心や感情の変化を書いておけば、自分がいま波のどこらへんにいるのか把握できると思ったのです。また「毎日まめ」というアプリで調子の5段階評価も始めました。これは見てもらったほうが早いんですが

アプリ「毎日まめ」躁から鬱に落ちたのがよくわかりますね(汗)

こんな感じで1日の調子をニッコリから泣き顔まで5段階で評価できます。この2つを組み合わせることで体調管理に重きを置いた生活を始めたのでした。

 またこの2つの意外な良かった点として、精神科で困らなくなったというのがあります。以前の私は精神科に行って主治医の前に座ってもあまり自分の状態を伝えられませんでした。ですが今では、待ち時間の間に日記を確認して感情の変化を確認して言語化ができるようになりましたし、「毎日まめ」のアプリの画面を主治医に見せれば主治医もすぐに私の状態を把握することができます。まさに一石二鳥だったわけですね。

 さて、そんな目的で始めた日記も半年が経ち、なんだか中だるみになってきてしまいました。


2024年8月12日(月)

一日中寝ているか甲子園を見ていた


これでは気分が上がったんだか下がったんだか何もわからんて!起床日時も食べたものも書いてないしどうなってるん!

 というわけで、すこし自分に喝を入れるのも含めて日記を毎日投稿していこうと思います。決して感情を把握する上で手本になる内容でも無いし、毎日できるかもわかりませんが、とりあえず始める次第です。

 手始めに8/24と8/25の日記をあげてみました。大体こんな感じで書いております。また、一番下にある異質な『バク屋』ですが、これは以前書いたよくわからない短編小説です。お母さんに読ませたら気に入ってくれたのでよろしければどうぞ

それではよろしくお願いします!


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