2024/11/03(日)Lサイズ専門店でお買い物
2時に起きた。亡くなった曙(横綱)だったり西田敏行さんが出てくるちょっと怖い夢を見て起きた。廊下の向こうの突き当たりにお化けが見える夢を見た。幸いなことにアンリというそのお化け(トリコロールのドレスを着た女性)は危害を加えてくるものではないのはすぐに分かったが、亡くなった人やお化けが続々と登場する夢はやっぱり怖い。電気をつけてテレビをつけてパソコンでアル中カラカラさんの動画を見ながらお茶を飲む。なんだかお腹も空いてきたのでウーバーで松屋の牛丼・カレギュウ・ブラウンソースハンバーグを頼んだ。なんだか怖いのもあるしとにかく腹に何か入れたいのもあって山ほど頼んでしまった。夜中の3時にもかかわらず来てくれた配達員さんには感謝しかない。ご飯を食べて結局6時まで起きていた。空も明るくなってきたしやっと平安な気持ちで寝られる。
起きたのは10時だった。今度は大津波の夢を見て、眠ったにも関わらずやたら疲れて起きた。現実世界が全く充実していないのだから夢の中くらい楽しませてもらいたい。テレビをつけると全日本大学駅伝をやっていて、また青学が1位だった。我が母校というとシードには入るけど優勝争いには入らないという位置にいて、まあ及第点なのだが、そろそろ優勝が見たいと思った。箱根で優勝してくれ!
今日はLサイズ専門店に冬着を買いに行くことにしていたので駅伝の優勝を見届けずに12時過ぎに家を出た。爽やかな秋晴れだが、私の格好は半袖短パン。駅までの道のりのなか、同じ装束の人を数えてみた。半袖長ズボンの人が4人、長袖短パンの人が1人、半袖短パンはゼロだった。この傾向から見るに私は完全に浮いているということが判明した。ちゃんと今日長袖長ズボンを買わないと奇異の目で見られてしまう。もう見られているかもしれないけど。電車に乗ったら日曜の昼間のくせに結構車内は混んでいて身動きが取れなかった。ふと気がつくと、赤ちゃんを抱っこしたお母さんが私の隣に来た。すると、すぐに視線を感じた。赤ちゃんの視線だ。俺の顔がおもしろフェイスだったのか、赤ちゃんは俺の顔を一点の曇りもない目で見つめる。もちろん俺も気にはなるが凝視すると不審者もろだしになってしまうのでチラッとたまに視線を合わせる。これがかわいいのなんの。赤ちゃんは途中少しぐずったりもしたが、俺と視線が合うとたちまち静かになる。俺は人間タケモトピアノだったのか!そんなことが繰り返されると俺までおもしろい気持ちになり笑ってしまった。お母さんも一緒に笑った。途中駅で俺は降りてしまったけど、降り際にお母さんと顔を見合わせて会釈した。久しぶりに社会に受け入れられた気持ちになった。赤ちゃんのおかげであったかい気持ちになって、ニヤけながら乗り換えのために駅構内を歩いた。
久しぶりのLサイズ専門店は楽しい。俺のための店のような気がする。ここでLサイズ専門店あるある。客がみんなデブだからなんとなく「おお同志よ」という気分になる。あと、デブの中でも「あの人のほうが俺より上のデブだな」とか「この人はまだデブ初心者だな」とか品定めが始まる。もしかして俺だけかもしれないけど。あと冷房が強い。デブはおしなべてミートテックという体脂肪を着ているので汗っかきだ。その対策として店内の冷房は11月でもガンガンだ。あとは……試着室が広い!これはもう言わずもがなの理由だ。そんなデブによるデブのための店内で快適なショッピングをしてきたわけである。この際言ってしまおう!サカゼン新宿店様!いつもお世話になってます!
いっぱい試着したりして疲れてしまったので店の近くにある喫煙可能な喫茶店に入って休憩することにした。店内は空いていてコーヒーとケーキを頼んでタバコを吸いながら待っていた。私はこういうとき必ずイヤホンをしてラジオを聴くのだが、今日はなんとなく店内の人の会話に耳を澄ませてみることにした。いつもと違うことをするのは結構勇気がいるが案外おもしろい。おそらく隣の席の男女ペアはマッチングアプリの人だろうなとか、おかまっぽい人がいるなとか。そのなかでもマッチングアプリのカップルの話を聞くのは楽しい。兄弟の話とか大学の専攻の話とか誕生日の話とかいろんな話をしている。なんだか俺の方まで2人のプロフィールについて詳しくなりそうだ。それで片方がなんか話すといちいちもう片方が「そうなんですかー」って言っていて、「そうなんですかー」の回数を数えていたらおもしろかったかもしれない。
それから新宿三丁目の末廣亭の近くの飲み屋を2軒ハシゴして帰ってきた。なんだかちゃんと働いている常人の休日のようだ。2軒目で飲んでいたら隣にスイス人の男とチュニジア人の女のカップルが座ってきた。ちょっとでも日本人のイメージが良くなると良いなと思い「困ったことがあったら言ってね」などと英語で助け舟を出す。彼女のほうがムスリムだからアルコールと豚肉はダメでチキンを勧めたりだとか、ノンアルコールの飲み物を選んであげたりした。しまいには「甘くない餅が食べたい」などとのたまいやがり、私はしばし狼狽しスマホを叩き追分だんご新宿本店を紹介した。明日以降長野県は松本に行って上高地をハイキングしたり、湯田中温泉の温泉に入る猿を見たり、京都大阪に行くらしいが、日本を楽しんでほしいと思う。旅のハイライトは旅先で現地人に親切にされた経験ってのが大きいというのは私も外国で感じてきたことなので、私はその一助をしたまでである。身振り手振りを交えた高校英語でも意外となんとかなるというのはここに示しておきたい。渋谷のハロウィンなどインバウンドの連中の狼藉も話題に上がる昨今だが、彼らが外貨を日本で落としてくれたらいいなと思ってのことである。親切半分国益半分での対応だったと思う。我ながらよう頑張ったと思う。焼き物担当の店の大将からも「(外国人の注文をサポートしていただき)ありがとうございます」と言われた。ふう、ちょっと疲れたよ。
帰ってきて日本シリーズを見ながらアイスクリームを食べて思ったこと、今日充実してた、やっぱり外出しないと人生は進まない。引きこもったり、いつもと同じところに行っていては人生は変わらないということだ。今日冬服も買ったことだし、これからどしどし出家(家から出ること)しようと改めて思った。
そんでそんでDeNA優勝しましたね!短期決戦強いね。桑原ががんばりました。南場オーナーは同郷なのでソフトバンクよりは応援してましたが、これでDeNA球団の地位がNPB内で向上することを祈る。新興のDeNAやソフトバンクや楽天にはやっぱりNPBを改革してほしい!側から見てると、新規参入して改革するように見えてやっぱりナベツネ率いる旧来の野球機構のぬるま湯に浸かっている気がする。今こそ声をあげるときだ。野球人口が減るなかやっぱりNPBも野球の裾野を広げなくてはならない。そのためには南場オーナー!地元の新潟に1軍球団を作りましょうよ!持論としてはあと4球団増やしてセパ東西リーグ制にすべきだと思う。NPBは来季からインプレー中の写真をSNSにあげるなというお達しを出したり、どう考えてもボールの反発係数をいじっているのに知らぬ存ぜぬを突き通す姿勢等本当に野球界を振興させようと本気で考えてるのか疑わしい。プロ野球を盛り下げようとしているとしか思えない。それを新興球団には変えていって欲しいわけだ。期待してますよ。おやすみなさい