ハロウィーン 0.始まりの詩
ver.1
その人間/化物に 呪いを
その人間/化物に 祝福を
人も人でないモノも
今宵ばかりは対等に
宴の音は
篝火の明かりは
誰にも等しく訪れる
その姿は 果たして仮か それとも真か
さァ、始まりだ
境の扉が、今、開く!
ver.2
その人間/化物に 輝ける呪いを
その人間/化物に 濁りゆく祝福を
呼び名は確かに異なれど
どちらも等しく『贈り物』
来たる夜のための捧げ物
刮目せよ
傾聴せよ
隔絶の扉に 鍵は差し込まれた
時は迫っている
境界が揺らぐ
すべては
ハロウィーンに