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初代ベストチーム賞!職種の壁を越えた一体感が強みのPROBASEチームに聞く、チームビルディングのコツとは?
当社サーキュレーションは、2021年8月、創業以来初となるWebサービス「PROBASE」の提供を開始しました。
PROBASEは、副業/フリーランス等の外部人材との契約を一元管理でき、企業の管理オペレーションの効率化に寄与するSaaS事業です。
昨今、企業の副業人材/フリーランス等外部人材の活用が加速しています。(※)
その一方で、正社員における事務手続き等の対応に比べ、外部人材への契約締結や業務検収などの業務はオペレーションが整っていないことが多く、課題を抱える企業も増えて来ました。
PROBASEは、プロ人材の活用を推し進めてきたサーキュレーションだからこそ提供できるソリューションとして、リリースから約1年で国内導入企業数・継続率No.1を獲得しました。
(※)コロナ禍以降、企業の8割が採用方針が「変わった」と回答し、より採用するようになった人材として「専門知識があり、プロジェクト単位で働いてくれる人」が最も多く46.4%を占めました。次いで「専門知識があり、 副業・兼業として働いてくれる人(39.9%)」「専門知識があり、パートタイムで働いてくれる人(36.7%)」が多い結果となっています。この結果から、企業ではフレキシブルに働ける、専門性の高い人材の需要が高まっていることがうかがえます。
そんなPROBASEの開発や導入促進に日々取り組むPROBASEチーム。
開発サイドとビジネスサイドを含め11名のチームです。
今回はその中から4名のメンバーにインタビューを行い、PROBASEチームの魅力やこれまでの歴史について聞きました。
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1.初代ベストチームは、PROBASEチーム!
2022年8月。PROBASEチームは記念すべき第1回ベストチーム賞を受賞しました。
ベストチーム賞とは、2022年8月の全社キックオフにて新設された賞です。
サーキュレーションが大事にしている価値観である“CIRCUIZM”を最も体現しているチームに贈られます。ミドル、バックオフィスを含めた全てのチームが対象となります。
全組織27チームの中でトップの座を獲得したのが、PROBASEチームでした。
久保田(代表取締役)からのコメントでは、サービスリリースまでの産みの苦しみについて語られ、それぞれのメンバーへ労いの言葉が贈られました。
久保田:
サービスリリース直後の並々ならぬ苦労、聞いています。そんな中でも今となっては1200社を超える導入実績に加え、顧客や社内の業務効率化も叶いつつあります。
菅野さんは僕が知らない間にデザイナーからPdMに進化を遂げていて、開発体制はスクラムとフルリモートに移行、そしてCSも、初めての仕事ながらもとても丁寧でスピード感がある。各メンバーが変化に挑戦した意味があってこその受賞ですね。
まだ挑戦は始まったばかりですが、このチームであれば顧客やサーキュレーションの未来の可能性を描いてくれると信じています。改めて第1回ベストチームの受賞おめでとうございます!
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ーー 第1回ベストチーム賞の受賞、おめでとうございます!受賞した時の気持ちはいかがでしたか?
むー:
ありがとうございます!とても嬉しいです。改めて「良いチームになったなぁ」としみじみした気持ちでした。
今までを振り返ると、PROBASEを立ち上げるまでに本当にたくさんの苦労がありました。事業アイデアの企画が通らなかったり、コロナの影響で事業推進が中止になったり。そんな苦労を一緒に乗り越えてくれたチームメンバーはもちろん、協力してくれた他部署のメンバーも含め、感謝を伝えたいです。
すがの:
まさか自分たちがこんな栄えある賞を受賞できるとは思っていなかったので、本当にびっくりでした。ただ、まだ事業としては発展途上なフェーズなので、さらにプロダクトを成長させなくてはと思っています。
ごえ:
僕は、驚きよりも「やっぱりそうでしょ〜!」という気持ちでした(笑)。PROBASEチームが最高なチームであることに自信がありましたし、大好きなチームなので。このチームで受賞できたことが本当に嬉しかったです!
かばちゃん:
リリースから1年経った今、このような賞を受賞できるほどにチームとして成長出来て本当に良かったです。これからより一層成長していかねばならないと思っています。
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2.サービスリリース時の「産みの苦しみ」
ーーサーキュレーション初のWebサービス立ち上げということで、サービスリリース時の苦労が大きかったのではないかと思いますが、その頃を振り返るといかがですか?
むー:
華々しくサービスリリース!順調な滑り出し!といきたかったのですが、全くそうではありませんでした(笑)。PROBASEは月末月初の業務検収や請求を対象にしたサービスのため、特に月末は毎月「祭り」状態。顧客やプロ人材、社内メンバーにとって初めてのシステム導入となったためたくさん問い合わせが発生していました。また、初期はバグの解決に時間がかかってしまってかなり忙しい毎日でした。
エンジニアの皆や、別部署から異動したばかりのカスタマーサクセスのメンバーが諦めない・逃げない姿勢を貫いてくれたので、精神的にも助けられました。
かばちゃん:
そうそう、私たちはあくまでポジティブに捉え、「祭り」と呼んでいたのです(笑)。
誰もがどうしようもないような出来事が起きて、思わず「なんでやねん!」と叫んでしまうこともありましたね(笑)。
不具合が多くて本当に大変だったけど、力を合わせて原因を探って、とにかくがむしゃらに一つひとつ潰していくことで、なんとか乗り越えられました。
すがの:
その頃はまだ自分のノウハウも不足していて、顧客やプロ人材、社内メンバーにたくさん負担をかけてしまいました。この頃プロダクトに対して社内外からさまざまなお声をいただいたことがプロダクトの成長に繋がったので、支えていただいた皆さんに感謝を伝えたいです。
ーーリリース時の苦労があったからこそ、今に繋がっているのですね。
リリースしてから1年経ちましたが、どんな変化がありましたか?
かばちゃん:
リリース時はとにかく目の前の課題を潰し込んでいく時期でした。その後導入社数No.1を目指す時期、そして現在はUX改善に注力する時期、という感じでどんどんフェーズが変わっています。
ごえ:
ここ半年で開発手法も変えました。元々ウォーターフォール型という開発手法で、トップダウンで開発計画をしていたのですが、アジャイル型のスクラム開発を導入し、小さく計画して小さく開発していくサイクルができました。それによってよりコミュニケーションを密にとりながら、UXの磨き込みに向けて開発を進められるようになり、プロダクトの改善スピードが早くなりました。
すがの:
開発手法を変えてからチーム内でディスカッションが起きやすくなり、開発サイドもビジネスサイドも含めてチーム全員で一緒に創っていくという感覚が強くなりましたね。
むー:
さらに最近では新規顧客開拓も進めていくため、PROBASEチーム初の営業ポジションが加わったことも大きな変化ですね。営業現場での顧客の声をどんどんチームに取り入れ、細かいプロダクト改善に加え、サービス全体としても進化していかなければならないフェーズだと思っています。
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3.PROBASEチームの強みとは?
ーー産みの苦しみを乗り越え、プロダクトとしてもチームとしてもどんどん成長しているのですね。ここからチームについて伺いたいのですが、PROBASEチームとはズバリどんなチームですか?
むー:
エンジニア・カスタマーサクセス・営業など、職種の垣根を超えて1つのチームとなっているところが特徴的だと思います。オープンでフラットな文化です。
ごえ:
わかります!入社年次や役職、職種の境界に線がなく、かなりフラットなチームだと思います。メンバー全員が「PROBASEをより良いものに」という1つの目標に向かっているからこそ、思ったことを言い合える関係性になっていますよね。
かばちゃん:
まさにCIRCUIZMの1つである「信頼と尊敬」を体現しているよね。
ーーなるほど。チームの団結力を高めるための秘訣を教えてください。
すがの:
コミュニケーションの密度を濃くしているところだと思います。
3ヶ月に1度チーム合宿を実施して、フルリモート勤務のメンバーも合宿ではリアルで集まります。丸1日かけてプロダクトの未来を想像したり、現状の課題感を洗い出したり、それぞれのメンバーが企画を持ち寄って実行しています。
ごえ:
僕はサーキュレーションに入社するまで基本的に1人で開発を行うような環境で働いていたのでチームでの開発を経験したことがなく、さらに大阪でのリモート勤務なのでチームに馴染めるのか不安でした。
この合宿の機会があることによってそれぞれのコミュニケーションの不安を感じることはなくなっていきました。
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ーー合宿、いいですね!具体的にはどんなコンテンツを行っているのですか?
かばちゃん:
例えば前回の合宿では、チームの魅力を言語化する企画を行いました。これからエンジニア採用に注力していくため、まずは今チームのメンバーが魅力に感じている点を引き出したいと思い、全員で模造紙に書き出してみるという企画を実施しました。
思いのほか多くの意見が集まり、かなり盛り上がりました!
すがの:
僕の企画では、「PROBASEの未来年表を作ろう!」というコンテンツを行いました。
10年後、副業やフリーランス人材の市場などの外部環境がどう変化しているのかを想像して、その未来に向かってPROBASEはどう変化していく?どう変化すべき?という風に、バックキャスティング思考でプロダクトの未来を考えてみました。
このような機会を設け、それぞれのメンバーが「自分ごと」でプロダクトについて考えることで、現在足元で取り組んでいるプロジェクト一つ一つの意味がより深まったコンテンツでした。
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むー:
真面目にチーム合宿をやりきった後は、みんなで飲み会とカラオケに行くのがお決まりのコースだよね(笑)
すがの:
お酒好きのメンバーが多いのも特徴の1つかもしれませんね(笑)
ーーワクワクするコンテンツですね!これをメンバー自ら企画されているのも興味深いです!チーム合宿によってさらにチーム力が高まっているのも頷けます。
ごえ:
合宿だけではなく、普段の業務においてもコミュニケーションは重視しています。
バーチャルオフィスを導入していて、何か困った時やちょっとした質問はすぐにバーチャルオフィス内でメンバーに話しかけることができます。
このような取り組みを積み重ねて、より良いチーム創りのサイクルがしっかり回っていると思いますね。
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ーーなるほど。チームの雰囲気がすごく伝わってきました!PROBASEチームならではの強みを教えてください。
むー:
今はプロダクトの磨き込みに注力しているのですが、私たちはチーム内に業務委託のメンバーが4名いるので、私たち自身が外部人材活用において課題だと思ったことは、どんどんプロダクトに反映できます。
すがの:
少人数のチームだからこそ、営業やカスタマーサクセスなどのビジネスサイドと開発サイドの距離が近いことも強みだと思います。
営業やカスタマーサクセスのメンバーが顧客やプロ人材からプロダクトへの要望や疑問などの声を拾い、すぐに開発サイドに連携してくれていますので、ユーザー目線に立ったプロダクト開発に全力で向き合うことができています。
かばちゃん:
そうですね。さらにスクラム開発の導入時や、UX改善のプロジェクトにおいては、外部プロ人材にアドバイザーとして入っていただいています。プロ人材の経験・知見を取り入れることで、日々成長実感があります。
4「いいチーム」から「強いチーム」へ
ーーそれでは今後、チームとして何か目標にしていることはありますか?
むー:
「いいチーム」から「強いチーム」へ進化することです。
「いいチーム」とは、お互いの志向性や能力を理解していて、その違いを尊重しているチームです。いいチームであるからこそ「働きやすさ」や「居心地のよさ」があります。
一方「強いチーム」とは、「いいチーム」であることを前提とした上で、相互に指摘やフィードバックを行ったり、各個人が自ら専門性を高めるインプット/アウトプットを徹底できているチームだと考えています。
PROBASEチームがさらに進化するためには「強いチーム」へと進化する必要があり、今はこれがチームの目標です。
「強いチーム」になるために、今課題となっていることに全員で向き合うこと、また個人それぞれのパワーアップが大事だと思っています。
ーーなるほど。「強いチーム」となることが事業を成長させるキーとなっているのですね。
むー:
はい。今回のベストチーム賞を受賞し、私たちが成長して「いいチーム」になれたことを再認識することができました。
ただこれからは「強いチーム」となって、成果を出すことにこだわりたいです。
今のチームは本当に最高で、大好きなチームなので、絶対に成功できると思っているし、あとはやるだけだなと思っています。チームとして成長し、胸を張って語れる成果をひっさげてまた1年後、ベストチーム賞の連続受賞を目指します!
かばちゃん:
私も同じ気持ちです。「強いチーム」とは成果を出し続けられるチームであり、そのためには時には指摘し合って高め合える集団であることが大事です。個々の能力の集合体がチームの総力だと思っているので、常に自分を高めていきたいです!
ごえ:
僕はエンジニアとしてシステムを作ることがメインの役割ですが、チーム力を引き出すことにも注力していきたいです。1人では小さな力ですが、小さな力でもチーム全体に波紋が広がるように、自分が「水面に落ちる一滴の大きな滴」のような存在になれるように頑張ります。
すがの:
プロダクトへの想いや、事業ビジョンをしっかり見据えていくことも忘れないようにしたいですね。僕自身もまだまだPdMとしては未熟な面もありますが、プロダクトにかける想いだけは誰にも負けないと思っていますので、未来を見据えながらチームを引っ張っていきたいと思います!
ーー皆さん、ありがとうございました!
PROBASEへかける想いや熱意が伝わってきました。
今後の活躍も期待しています!
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