【ひとりごと】茶しばく
私と私の母は、【お茶をしにいく】ことが大好き。
買い物に行くと言って出かけてもその大半は、
どこかで何か飲みながら、各々好きなことをする時間。
『買い物に行く』
この言葉の意味は、+お茶する がセットだという共通理解が存在している。
お茶に行ったら、必ず1時間ほどは滞在するので、前準備が必要である。
私の場合は、本かiPadの二択。
というのも必ずしもお店にWifiがあるとは限らないので、なくてもできることというのが重要なポイント。
母は、常に巾着袋に編み物を持ち歩いている。
お茶をする場所を選ぶ上で重要なのは、買い物の拠点との距離。
あと、サクッと決める。これも重要。
ついついあそこもいいなぁと目移りしてしまうかもしれないが、ここは滞在時間延長のために迷わない。
決断力が試される場面である。
昨日は、拠点近くにはマクドナルドのみ。
拠点よりも手前にある。今行くか?後に行くか?と迫られる。入る向き・出るときの向き・道路の混み具合、全てをコンマ1秒で計算をして、最大限の滞在時間を確保した。
まずは、席の確認。奥までよく確認して、絶好の場所をゲットする。
まずは、基本のはしっこチェック。多分これはほとんどの人が好む場所であるため、空いている確率は、低め。偶然空いていても、トイレや出入り口の近くだったり。そのあとは、先客の方とのバランスを見て席を確保。
テーブルと椅子の高さも大事。購入する予定のものの事情を考慮することで、自分自身の体も労わりながら、最高の茶しばきを楽しめる。
席に座ったら、あとは自分の好きなことを広げ、茶を飲む。
【茶】と言っても、
お店のドアを開けるまでは、優雅にコーヒーを飲もうと思っていても、クーポンを見てシェイクに変えたって自由だ。
私たちは、家でも10時・3時と二度のおやつタイムがあるので、日常的に家でも茶はしばいている。
でも、この家でもできるけど・・・ってことを外でやる感じが好き。
自分でもいれられるけど、人に入れてもらうコーヒーはおいしい。
自分で焼けるトーストも、誰かが焼いてくれて、可愛い食器で持ってきてくれたらそれだけで、一日ハッピーだ。
人は、自分でもできるかもしれないことを人にしてもらったときに小さな幸せを感じるのかもしれない。
『買い物行く〜?』今日も母が聞く。