「自治体の財政診断入門」
先日私が参加したオンラインセミナー「プロが教える!自治体の財政診断入門 実践編」で講師をされた、鈴木文彦先生(元七十七銀行→財務省→大和総研)がご上梓された本です。
読者限定特典データに「資金運用表 簡易計算シート」と「行政キャッシュフロー計算書」を入手できます!(本を購入した人のみの特典です)
https://book.gakugei-pub.co.jp/book-5621-bonus-update.../
私も美瑛町の行政キャッシュフロー計算書(2010年~2020年の間単年度毎に出力できる)と資金運用表(1990年~2020年)を出力し、数字とグラフを眺めてみました。
「行政キャッシュフロー計算書」は、
「行政活動の部」(日々の行政サービスに伴う収支)
「投資活動の部」(建設事業に伴う支出と投融資の増減の)
「財務活動の部」(借入や現金預金の増減)
の3つに分けて考えた財政の持続可能性を診断するためのものです。
財政の健全性も把握することができます。
「資金運用表」は、時系列でその自治体の財政を把握できる表です。
美瑛町の「資金運用表」については、「青田知史町政報告2月1日号(第11号)」でも取り上げ、私なりの考えもまとめています。
→ https://aota-tomofumi.com/?pp=journals
鈴木先生の講義の受け、次の点に注目しました。
「行政収支と純額ベース建設事業費のバランス」
「地方債現在高の推移」
先生は大和総研のレポートで次のように述べています。
https://www.dir.co.jp/.../regionalecnmy/20210907_022507.pdf
「30 年前に遡って(資金運用表を)作成できるため、借入過多、積立不足などストック面における財政悪化の要因を検証することができる。なにより貸借対照表はじめ財務 4 表に比べ作成が容易だ。財政分析の基本表のひとつとして今後の普及が望まれる」
これを基にして、自治体の財政を分析しつつ、予算決算の審議などに活かすことも必要だと思います。まもなく始まる地方議会の予算審査でも活用できることでしょう!!
分かりやすい記述で、2,500円+税です!お勧めです!!!
町政に活力を!
まちづくりに希望を!
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https://go2senkyo.com/seijika/177933