マガジンのカバー画像

Cirの文学夜話

次の内容で月10回以上の投稿をします。 ①文学作品の事例を用いた心に響く文学的表現の探求 ②自分の各作品の背景となったエピソードと解説 ③作品を読んでもらうためにしている工夫(…
『Cirの文学夜話』を購読すると全記事の有料部分が読めます!(詳細は下のタイトルをクリック!)
¥120 / 月 初月無料
運営しているクリエイター

#小説

✩ 文学夜話 ✩ 佐藤究『テスカトリポカ』および直木賞選評の感想

✩ この記事は本の紹介がメインなので、定期購読されていない方も全文が読めるように設定しま…

Cir
6か月前
213

【掌編小説】生贄

 こののどかな町の、のどかな学校の、のどかな日常は、月曜の朝、突然、そしていとも簡単に、…

Cir
7か月前
194

【小説】錬金術師を探して(1)

教皇庁にて  錬金術師が人口約三千人の都市、ビュルツハイムを一夜で消した・・・  教皇庁…

Cir
7か月前
183

✩ 文学夜話 ✩ 創作と本業の両立

今夜は、創作活動と本業の両立の方法について考えてみます。 創作活動とは別の仕事がある方の…

Cir
7か月前
160

✩ 文学夜話 ✩ 宮沢賢治『銀河鉄道の夜』から学ぶ小説技法

今夜は、宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』についてお話ししたいと思います(著作権切れしているので…

Cir
8か月前
183

✩ 文学夜話 ✩ ドリアン助川『太陽を掘り起こせ』の読書感想

✩ この記事は私の分析よりも本の紹介がメインなので、定期購読されていない方も全文が読める…

Cir
8か月前
188

【掌編小説】想い

1  最近、永島蒼汰は、同じクラスの安藤くるみのことが気になって仕方がなかった。お互いいつも他の友達といるからあまり声を掛けられないけど、よく目が合う気がするし、すれ違う時も軽く挨拶するようになった。校庭で他の男子と話す彼女を遠くから眺めていると、何だか胸が苦しくなってきさえする。  これって恋かな、と蒼汰は自問した。うん、おそらく、そうかもしれない。もうすぐ卒業だから、その前に告白しようかな・・・  そんなことを思いながら、彼は夕方ですら蒸し暑い真夏の湿気の中を歩き続けた

✩ 文学夜話 ✩ 他の分野と比べて、詩・小説・エッセイの投稿にはどれほどのニーズと…

この記事では、noteに投稿された他分野の記事と比べて、詩・小説・エッセイがどれほど投稿され…

Cir
8か月前
124

✩ 文学夜話 ✩ 詩と小説の公募について思うこと(2)

前回の記事では詩の公募についてお話ししました(この記事も最終的には詩と関係があります)。…

Cir
9か月前
110

✩ 文学夜話 ✩ 詩と小説の公募について思うこと(1)

先日、フォロワーの方に「登竜門に挑戦して、名前を売って下さい」という応援のコメントを頂い…

Cir
9か月前
123

【掌編小説】私の仕えるお方

 デスクに向かって仕事に集中していると、ドアがバーン!と開く音がした。  やばい、あの方…

Cir
9か月前
238

【掌編小説】なんのために

 今朝、師匠のアデル・フィッガーが死んだ。海辺で、朝陽を浴びて、灰になった。  日が昇っ…

Cir
9か月前
223

✩ 文学夜話 ✩ なぜ有料記事ではなく、定期購読マガジンなのか?(2)

前回の記事「なぜ有料記事ではなく、定期購読マガジンなのか?(1)」では、定期購読マガジン…

Cir
9か月前
31

✩ 文学夜話 ✩ なぜ有料記事ではなく、定期購読マガジンなのか?(1)

記念すべき、定期購読マガジンの第1回の記事です。いや、「文学夜話」なので第一話というべきでしょうか😊 この投稿では、なぜ定期購読マガジンを始めたのか、なぜ有料記事というやり方にはしなかったのか、についてお話したいと思います。