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ルイーズ・ブルジョワ展 地獄から帰ってきたところ、言っとくけど素晴らしかったわ

ルイーズ・ブルジョワ展が始まりましたので、早速行ってきました。


六本木ヒルズの蜘蛛、ママンの作者ですね。

とても内容の濃い展示で
幼少期のトラウマ
親との確執
子供との確執
から精神を病みつつも、愛にこだわりを持ち続けて制作を続けた強さ。

ひとつひとつに深い意味が意味があり、それにより自身が整理されたり癒されたりいたのであろうことを思うと切なくなりますが、ベースが強いので、かっこよくて、アートは闘いの語り部である、という気持ちになりました。

それを象徴するかのような
芸術は正気を保証する
という言葉がずっと心に突き刺さっています。

蜘蛛の迫力

蜘蛛や、大きな彫刻のほか、自身の心を絞り出すようなオブジェもありますがニットやタオル地のような素材で作られていたりして、柔らかさを感じることもできます。

重いと言えば重いのだけど、それだけではない強さや優しさもあり、何より彼女自身が結婚もして子供も産み、98歳まで生き、この笑顔↓なので充実していたのだろうな、とも思いました。

最高!

そして最後に。ゲランのパフュームのエリアがあります。
とても素敵なので、ゆっくりと見てほしいです。

ルイーズが生まれたのが1911年
ゲランのシャリマーの誕生が1925年
ルイーズの母親も、ルイーズもシャリマーを愛用していたそうです。
思いを馳せるとそれまで観てきた作品たちがより身近に感じられる気がします。
2024年、来年100才の香りが、今も愛されているなんて感動です。
オードパルファン、香水、オードトワレのムエットもいただけるので、ミュージアム・ショップでスタッフさんにお願いしてみてください!

香りに思いを馳せて、素晴らしさに感動した後は、ヒルズでごはんといえば、いつもここ、

数店舗ありますが六本木がいちばん美味しいと思います!
サラダと3種の小籠包はマストで!

芸術の秋が豊かな時間になりますように🫶

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