眼の中でコンタクトレンズが破れた話
ソフトコンタクトレンズ使用歴10年目。
遂にやらかしたよ。
※今回は背筋がゾクッとするお話かも。
タイトルを見て「ヴッッ!!!!」となった方、戻るなら今のうちだ!
ある日の夜、いつも通りコンタクトを外すと、、あれ?半分だ。
なんだか左眼がゴロゴロ、チクチクする。
鏡を見ると、なんと目頭側の白目に、もう半分のコンタクトが残っていた。
咄嗟に取ろうと試みるも、非常に取りにくく指が眼にばかりタッチしている気がする。
チキンなのですっかりひよってしまい、取り敢えず断念した。
(断念して正解だった!)
リビングに戻り夫に伝えると、「痛そうだあああああ」と悶えながら近所の眼科を探してすぐ電話を掛けてくれた。
しかしその時既に18時45分。
近所の眼科は、殆どが19時に診療を終了してしまう。
「もう受付ギリギリの時間なのですが、、5分で来れますか?」
いやはや無理だった。
明日朝イチで眼科に行くことにし、自宅で出来る対処法を電話口で伺った。
【水を貯めた洗面器に顔をつけ、パチパチ瞬きを繰り返してみてください。残ったコンタクトが外れる可能性があります。
ただ、傷が出来る恐れがあるので、絶対に指で外そうとしたり擦らないでください。】
さっそく洗面器に水を貯め、水中で瞬きをしてみると、外れはしなかったものの、コンタクトが潤って痛みが軽減した。
夕食後も水中瞬き作戦を実行したが、眼のゴロゴロチクチクとした違和感が強くなってきたので直ぐに止めた。
夜中、残ったままのコンタクトが乾き、痛みと違和感で暫く眠れなくなってしまった。
眼科ではどのようにコンタクトを除去するのかネット検索するも、全く出てこない。
明日眼科行くの怖いな、息子のオムツ1枚貰っていこうかな、と冗談交じりにビビりまくりながらいつの間にか寝ていた。
翌朝息子を夫に託し、いざ眼科へ。
受付開始と共に入ったが12番目の受付になった。
「痛みますか?」と訊かれ、少し痛いですと答えると、そのまま直ぐに先生の診察となった。
覚悟を決めて診察室に入ると、電気が消され真っ暗に。
検査機器越しに、真っ直ぐ、上下左右を見て、それぞれ眼の状態を診てもらう。
「それでは、このままコンタクト除去しますね。
麻酔を入れるので上向いてください。」
え、えええ、麻酔って注射あああ?と恐る恐る上を向くと、目薬状の麻酔が垂らされた。
注射じゃなくて本当に良かった。全く痛み無し!
パチパチ何度か瞬きし、検査機器に顔を戻す。
先生の指示に従い左側を見ていると、気付かないうちにピンセットでコンタクトが除去されていた。
裸眼かつ診察室が暗いためピンセットの姿がボヤけて分からず、全然恐くなかった。
また、麻酔のお陰で全く痛みも無し!
その後、傷がついていないか再度眼を確認された。
昨夜自力で取ろうとしたためか、案の定少し傷が出来ていたそう。
また、両目ともドライアイであることが発覚した。
角膜を保護する目薬を処方された。
コンタクトはいつから再開して良いか訊ねると、「傷があるので、3日後から再開してください」とのこと。
ゴールデンウィークの幕開けと共に、眼鏡生活の始まりだ。
万が一、眼の中でコンタクトレンズが破れてしまった場合、自己判断せず眼科に駆け込むことをオススメする。
怖くないし、痛くないよ!あっという間に取れたよ!
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