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科学×珈琲 「虎へび珈琲」で新体験を

コーヒー好きな人に、このお店とっても美味しいんだよ!とお勧めしたい、とっておきのコーヒースタンドを見つけた。
それは、渋谷PARCOにある『虎へび珈琲』。

科学者だった焙煎士が創り出すコーヒーは、これまで飲んできたコーヒーとはひと味もふた味も違う、新しいコーヒーの扉を開いてくれる。

ラブレターを貰った気分になったのは私だけ?


深煎りブレンド、浅煎りブレンド、ラテやスムージーの他に、「Aged blend」「Sake blend」など虎へびオリジナルのメニューがある。
どんな味わいですか?と聞いてみると、それぞれの豆の香りを嗅がせてくれた。

「Aged blend」は苺のような香り。
「Sake blend」は日本酒のような香り。
と、簡単な説明を受けながら嗅いでみると「わ、お酒だ!香りだけで酔っちゃいそう!」「あ、苺。あまーい香り!」と、香料を使わずに、精製方法と発酵、焙煎のみでここまで似た香りを引き出せるのか!と目が覚めるような驚きだった。


去年からアナエロビック(嫌気性発酵)精製されるコーヒーの、ワインのようなフルーティーな香りが好きでよく飲んでいるのだが、
虎へびでの1杯は芳醇な香りと綺麗な味わいが別格で、新たなコーヒーの可能性が見出されたなあと、まるで新ステージの扉を見つけたような心躍るワクワクした気持ちになった。
ひと口ごとに「美味しい…」と思わず言葉が漏れてしまうほど。

科学と珈琲を組み合わせに、頭の中のDr.STONE千空が「ファンタジーに科学で勝ってやんぞ。唆るぜこれは…!」と呟いていた。
夫曰く、飲み終わってからも何度も「美味しかった…最高…」と囁いていたらしい。
無意識に何度も言ってしまっていたようだ。強烈だったのよ…。

カップも最高にお洒落。
持ち帰ってペン立てにした。笑

少し値が張るけれど、それ以上に香りと味わいが忘れられなくなる、新しいコーヒー体験をさせてくれる。
特別な日に飲んだり、大切な人にプレゼントしたい。


これまでの原産国や精製方法での味の区別から一歩踏み出して、焙煎や発酵度合いでお店ならではの風味を出していく、焙煎士たちのオリジナリティ溢れる、ストーリーを持った高付加価値のコーヒーがこれからもっと増えていくのだろうなと思うと、コーヒーは奥が深くて、探求心を擽られるからハマっていくんだなあと、己の「好き」を再確認した。

そして、益々高級品になっていくんだろうなあ…(遠い目)

渋谷を訪れる際は、ぜひ「虎へび珈琲」の至極の1杯を味わってみては?

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