有機だとか無農薬だとか。
私の住んでいる市はオーガニック宣言とかで、有機栽培に力を入れている。学校給食も有機米を推進している。
野菜も、有機や自然栽培など、こだわった農家さんが多い。直売所などでもよく見られている。
それに影響?されて私も少々高くても購入するようになった。毎回ではなくて、時々財布と相談しながら。
この前、有機米を紹介している人に会った。
あたかも、有機でないものには悪いものが入っているような口ぶり。
(私の思い込みと言ったらそれまでだけど)
確かに、有機や自然栽培での野菜は本当に味が濃くて美味しい。
これが野菜の本来の味というのだろうか。
初めは美味しくて目を幾倍にも大きくした感覚を覚えている。
けれど、それといわゆる慣行栽培、農薬入りの食べ物と単純に比較して良いものなのだろうか。
それは、その農家さんが土と自然との試行錯誤したゆえの美味しさであって=有機や自然栽培バンザイではないと、私は感じている。
本当に有機・自然栽培=安全、安心なのかしら??
慣行栽培・農薬=安全でない・不健康なのかしら?
そうした2項対立で語られるものなのかしら??
色々、食にこだわるのはとてもわかります。
娘さんは肌が弱く産まれてから今も皮膚科通い。
(医師曰く重症ではないけれど)
ずっと塗り薬をぬっているので、多分そのせいで毛が濃い。
でも、正直そこまでこだわって食事をするのは難しいです。
子どものおやつ1つにしても、周りの子からもらったり色んなところから摩擦を受けてくる。
ジャンクなおやつを食べる家庭にも、否定はするつもりは全くない。
うちの娘さんが食べていても神経質にならないようにとは思ってはいる。
毎食毎食そんな徹底した食事は、私には到底できません~
ジャンクも娘さんにこっそり食べています~
子どもができてから、周りの子どもが何を食べているのか、目線が向くようになってきてしまった。
それで、人を判断するようになってしまったような気もして。。
一緒に食事をするってことが、こんなに気を遣うものなのかって、思うんです。。。
話しはそれてしまったけれど、無農薬・有機栽培を進めるのって
二極化を生むんじゃないかって思うんです。
薬はダメとかって人に出会うと、何をしたって訳ではないけれどとっても疲れるんです。
基準は、有機かそうでないか薬のあるかないのか、ではなくて、
美味しいかそうでないか、
この農家さんなら値段がしても買ってもいいと思えるかどうか、
そこだと思います。
あ~疲れる。。
*あくまで私の私見ですので。