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ちょっとしたことにイラつきを覚えることがあります。
本当にちょっとしたことなのです。
そこにのめり込んで粘着質になってしまえば、恐らく取返しのつかない所まで行ってしまう可能性はあります。
‘流す余裕’コレをオススメします。
数時間後、大抵の事は忘れてしまう事ばかりです。何故なら、ちょっとしたことのレベルに他ならないからです。しかしながら主観の相違で他人から見れば大した事ではないと思えし事象が本人にとっては存在意義に直結する事象もあり、ちょっとした事は各人の捉え方でもありますが、基本は殆ど身の回りに起こり得て自分の感情に響く出来事は‘流す余裕’でストレスを背負わずに済むと考えられます。

若干論点が逸れますが、かの大瀧詠一がナイアガラトライアングルの第一回のメンバーにセンチメンタルシティロマンスのギタリスト、リーダーの告井延隆をキャスティングしようとした有名なエピソードがあります。

気を遣って大瀧詠一自らラーメンを作ってあげたにも関わらずという意味では、さすがに御大は頭に来たのでしょう。
告井延隆ご本人的にはどこ吹く風だとしたならば、何気なく悪気もない一言で、相当年月経過して本人知るとしても歴史の流れが確定しているので、これは幸せな選択が導かれたとも考えます。運命論でもあります。
感情の左右は結局、感情を発する側が相手にその感情が伝わっているかで、結果がまた違ってくるのかもしれません。

団体や組織内の人間関係が複雑になるのは、健全な競争や査定といった公平性に疑念が生じるからです。
所謂、上に立つ者の好き嫌いが見透かされている可能性が高いと推察されます。
それこそ人間が感情に支配される所以です。

客観性を備える訓練のホップ・ステップ・ジャンプのホップに該当は多分、ちょっとしたことにイラつきを覚えた瞬間に流す余裕を意識することなのかもしれません。

【漁港口の映画館シネマポスト 現在公開作品紹介】

製作総指揮:マーティン・スコセッシ
監督︓ジョセフィン・デッカー
脚本︓サラ・ガビンズ
原作︓スーザン・スカーフ・メレル
出演:エリザベス・モス、マイケル・スタールバーグ、ローガン・ラーマン、オデッサ・ヤング
字幕翻訳︓橋本裕充
配給︓サンリスフィルム
原題:Shirley 2019年
製作/107分/PG12/アメリカ

2018年のサンダンス映画祭で初長編作品がプレミア上映されて以来、注目を集める奇才ジョセフィン・デッカー監督。

長編4作目である本作は、巨匠スティーブン・キングが影響を受けたと言われる異色作家シャーリイ・ジャクスンの伝奇小説に現代的で斬新な解釈を加えた、想像力とダイナミズムに満ちた心理サスペンス。

作家自身のキャラクターと執筆過程を描きながら、まるでその小説世界に迷い込んだかのような幻惑的な映像を作り上げた。

“魔女”と呼ばれた作家の姿を圧倒的な怪演で魅せたエリザベス・モスをはじめ、マイケル・スタールバーグ、オデッサ・ヤング、ローガン・ラーマンといった一流キャストが集結。

2020年にはサンダンス映画祭に見事返り咲き、USドラマ部門審査員特別賞を受賞した。また、デッカーの才能に惚れ込んだマーティン・スコセッシがエグゼクティブ・プロデューサーとして名前を連ねている。

【『幽霊はわがままな夢を見る』公開情報】
9月13日(金)より北海道・札幌サツゲキにて公開となります。上映時間等は劇場専用スケジュールサイトよりご確認ください。



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