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シネマディスカバリーズ限定配信 第四弾! 何気ない日常が愛おしくなる『三つの朝』

毎日会社と家の往復で終わってしまう、もしくは家事をして気付いたら夜になっているなど、同じような毎日に退屈を感じることはありませんか? 安定の裏返しとも言えますが、人は慣れたり飽きたりしてしまう生きもの。今回は、そんなもやもやを感じたときに観てほしいシネマディスカバリーズ限定配信作品『三つの朝』をご紹介します。

若手映画監督×豪華キャスト、はたまた繊細な映像美流

監督は早稲田大学文学部演劇映像学科卒業の根岸里紗監督。本作は在学中に執筆した脚本をもとに映像化され、その後も『ふたり』や『灯をともす』など数々の作品を生み出しています。また今回のメインキャスト3人は、インデペンデント映画常連の根矢涼香さん、ヌードモデルとして活躍中の兎丸愛美さん、誰もが一度は見かけたことのある女優の唯野未歩子さん。他にもサニーデイ・サービスの曽我部恵一さんや、ドラマ『中学聖日記』で主人公を想う同級生役を演じた小野莉奈さんが脇を固め、大注目の配役となっています。加えて主人公3人が夜勤明けにバスから眺める田舎の風景や、悲しげな青いマニキュアなど、映像の美しさにも目を奪われる作品です。

根岸里紗 監督作品 『三つの朝』(2017)

あらすじ
服飾の道を志すも彼氏とだらだら同性する20代の女、大人しそうに見えて実は不倫している30代の女、娘を女手一つで育てる40代の女……。同じ工場で働く以外に何の共通点もなく、特に親しくもない彼女たちだが、小さな係わり合いがきっかけでそれぞれの毎日が少しずつ変わっていく。

人とのつながりがもたらす小さな幸せやぬくもり

日常は退屈なことの連続ですが、1日を振り返ってみると必ずいくつかは良いことがある思います。同僚がお土産をくれた、レジの人が親切だった、作ったご飯を家族が美味しいと食べてくれた……など。本作ではそんな些細な出来事が誰かのモチベーションや勇気につながり、小さい一歩ながらも確実に人生を変えていく、そんな素敵な物語です。気になった方はぜひチェックしてみて下さい。

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三つの朝

▼この記事を書いた人
矢野あかり / 映画、恋愛、投資ジャンルにて執筆歴あり

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