066- #バクマン。(2015)
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①【映画情報】
クラスの秀才・高木秋人から一緒に漫画家になろうと誘われた
真城最高は、高い画力に恵まれつつも、漫画の叔父を過労で亡くした
過去から漫画家になることを拒否してきたが、思いを寄せる亜豆美保と
交わした約束をきっかけに、コンビを組んで漫画家を目指すことに。
ジャンプ編集者服部に才能を認められ漫画家として第一歩を踏み出すが、
そこに同年代の天才漫画家・新妻エイジが現れ…
「週刊少年ジャンプ」編集部を舞台に、
劇中には歴代ジャンプ作品が大量に出てくる。
この漫画の影響で低年齢層の『WJ』編集部への持ち込みも増えたとか。
監督は#モテキ やの#大根仁 。
ジャンプマンガの実写化で原作は
#小畑健 と#大場つぐみ の#デスノート コンビ。
本作は2012年に完結済み。
SQにこのコンビで#プラチナエンド も連載中。
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②【私見】
※ネタバレあり
自粛ムードの中、見れてなかった#BLEACH や#鬼滅の刃 などの
ジャンプマンガ読んでたんですが、#ヒカルの碁 などで好きだった
小畑健のバクマン。も読んでみようと手を出したのがキッカケで
映画も観賞。
で、ずっと見る前から思ってたんですが、主役の配役は逆なような…
というのが第一印象。
まぁ#佐藤健 も#神木隆之介 も高校生というにはオジサンすぎるけどw
結構デスノートが原作に比べ、よくまとまってたから
(というか原作2部が無理矢理引き伸ばされた感があったので。
バクマン原作の終わり方やアンケート至上主義のジャンプ連載の
仕組みに問題提起してるところ等はその影響もありそうなのが
面白いところ)
コチラも期待して観はじめて、原作は密度濃いので、
ドラスティックに内容改変するか、
どこか一部の話にフォーカスするかと思ってたんですが、
どちらかというと全体的に間引いた感じ。
冒頭からかなり簡略的に話を進めていく。
例えば、小豆との約束が取り合えず触れただけみたいになってたりとか。
結構この漫画の骨子なんですが、
敢えてそこを弱めてマンガ家のリアルさに振ってる感じはある。
初めは大儀が削られてどうなんだろうと思ったけど、
原作では絶対出てこない子供っぽい二人ののケンカや
小豆が全然サイコーのこと好きじゃない(サラっとふっちゃう)
とことか、
結末のジャンプ連載できたんだからもう満足!
みたいなハードル低いとことかも、
逆にリアルだと本来こうだよね
って感じで案外腹落ち。
他にもシュージンの彼女が出てこなくて結構大事な役柄だったんだなぁ
なんて気づかされることも…
映画尺だとしょうがないか。
あとはアシが出てこないで連載進めるとことかも
原作の時間との勝負とかを原作で結構見てると違和感大きい。
原作がアニメ化や面白い名作を生むことにフォーカスしたもので、
人間間のかけひきが売りの小畑色全開の作品だったこと、
そして極端な話、
努力友情勝利の3要素全ての下地がラブストーリーから成り立つ作品だったこと
を考えると、本作は原作とは全くの別物って感じ。
ただ良かったところもあって、
#山田孝之 や #宮藤官九郎 も原作とは違うけど、
なかなか味のある配役だった。
漫画を描くシーンがプロジェクションマッピングを併用したのも
スプラトゥーンみたいで新鮮だったかな。
あとなんだかんだテンション上がったのはエンドロール。
#サカナクション の「新宝島」に合わせて、
色々なマンガを意識したカバーにエンドロールを載せていく
のはジャンプ世代にはテンションの上がる演出でした。
ジャンプマンガ好きの方にオススメの映画ですが、
原作読んでない人には是非マンガ原作を薦めたい。
違いが読めてオススメです!
最近のジャンプマンガでは珍しく
ピーク20巻でキチンと完結しているので!ラブコメですけど!
#シネクス発掘度4 /10
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