プライベートケアギバー デメリット
1.突然解雇されることがある
高齢者の場合、ターミナルケアの場合などはクライアントが亡くなったら失業します。働けるビザがあれば、すぐ次の雇用主は見つかりますがLMIAからスタートとなると時間がかかります。しかし、知り合いのケアギバーたちは、障害者の介護をしている人が多いのでクライアントが子供の頃から何十年もお世話をしているケースもあります。
2.社会的信用がない
雇用主は基本的に個人となるので、大企業に何十年も勤めている人や公務員には劣る。クレジットカードが作れなかった(今はあります)。住宅ローンが組めない(頭金がたくさんあったら組めると思います)。
3.PR取得に時間がかかる
Home support workerはスキルドワーカーではないため、ケアギバー用の移民申請プログラムを使う必要がある。
しかし、現行のケアギバーパイロットプログラムは、あまり機能していない。1年働けば介護限定のopen work permit が取れるはずが、取れた人の話を聞かない。(2021年頃からその状況)私も働き始めて1年以上になるが、1年でもらえるはずのopen work permitも来ないし、PRの条件が勤続1年に短縮になったにもかかわらずPRがapproveされない。(2024年見直し)
結局、すぐ働きたい場合は、LMIA下でwork permitを申請しなければならない。PRがいらないならはwork permitだけでいいが、PRと両方申請するとなるとお金がかかる。(手数料やビザコンサルに支払う代行費用)
4.Work Permitをサポートしてくれる雇用主を探すのが大変
Work Permitで働く場合。
外国人労働者を雇うのにLMIAが必要だが、手続きが面倒だったりお金がかかったりするので、二の足を踏む雇用主が多い。雇用主がLMIAを知らないこともあるので説明が必要。ただ、一度外国人を雇ったことがある雇用主や、PositiveのLMIAを持っている雇用主もいる。
タイミングも重要で、すぐ働いてほしいという雇用主が多い。2〜3ヶ月後といって待ってくれる雇用主はあまりいない。
わたしは、VancouverでLMIA OKの方たちから連絡をもらいましたがカレッジ在学中だったため、タイミングが合いませんでした。
5. 雇用主やクライアントと合わないと辛い
雇用主限定のwork permitで働く場合は、仕事が嫌になっても転職できません。転職したい場合は、新たに雇用主を探すことになります。
■ 具体的には
・働いているうちにクライアントの介護度が重くなって大変
・みんなばっかり遊びに行ってずるい(カナダ人は土日働かないため、休日とか夏休みは外国人労働者がカバーする)
・普通にクライアントと合わない
・孤独(一人体制の場合は、相談相手や話し相手もいない)
・働いてるうちに、違和感が出てきた(ルールとか習慣など)
・朝早くて、夜遅い(シフトもある)
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