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アーユルヴェーダ体験記@スリランカ~⑥浴衣の効果


浴衣で会話が始まった

私は自宅でもよく浴衣を着ているので、こちらにも浴衣2着と半幅、兵児帯を1本づつ持ってきました。2日目でしたか、午後のお茶の時間に紺地の浴衣と伊達締めでプールサイドテラスで本を読んでいました。

すると早速、若いドイツ人女子が話しかけてきてくれました。彼女は着物が好きで簡易着物を持っているとのこと。ドラマ『SHOGUN』に出てくる着物や刀がクールで、特に着物のレイヤーが美しい等々。。。着物について語り合いました。エミー賞受賞前のことです。

彼女は今日の夜帰国するそうで、先輩としてここでの過ごし方等もアドバイスしてくれて、後々大変助かりました。彼女は毎年来たいと言ってましたが、今では私も全く同感です。連絡先を交換し、クールな着物女性が出ている映画のタイトルを送ると言って、お別れしました。

浴衣はリゾート向き

スリランカは湿気はありますが東京より涼しく、エアコン無しでも天井のファンと海風で過ごせました。そんな中、私が持参した綿絽の浴衣は風を通しやすく軽いので、着ていて特に暑いとは感じませんでした。むしろ藍染で肌を覆っている分、蚊よけになりました。快適なので、朝昼晩のレストランで、部屋で、寝るときも着ていました。

ゲスト達は、一見他人に無関心なようで、実は結構気になっていたようです。私もツアーで一緒になった人から「あの時Yukata着てたでしょ、素敵だった!」と後になって言われました。浴衣や着物好きなゲストって結構いて、浴衣をきっかけに仲よくなり、ドイツ人だけのテーブルに招待されて一緒にお茶やディナーをしたり、連絡先を交換したり、インド洋に沈む夕日をみながら深い話をしたり。。着物の力を肌で感じました。

実は下駄も重宝しました。ゲストの多くはビーチサンダルでしたが、私は縮緬の鼻緒の右近下駄を時々履いていました。あまり足元が良くない道が多いので、底の高さが役立ち、素足でも痛くないのがよかったです。ドクターから「Nice sandals!」とほめて頂きました。

スイス人に着付け

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