自己受容とはーザ・メンタルモデルワークブック
今日は1章について。
「自己受容をすることで自分でいる安心感が生まれる」という話。
▼第1章「自己分離の構造について」ざっくりポイント
・外側の世界とそこにいる人との真のつながりは、ありのままの自分でいていいという安心感から生まれます。
・しかし、自分がこの「ダメな私」を認めない限り、人からどれだけ「イケてる私」を承認されていても、ありのままの自分は受け入れられません。
・自分で受け入れられない自分が内側にいる限り、外側でどれだけ受け入れられたとしても、自分の内側ではそれを決して受け入れず、「自分は受け入れられない」という世界をずっと生き続けていくしかありません。
・イケている自分もイケていない自分も「ただ認識」するだけ。無自覚な自分をが”ある”ことを知る。
・自己受容があって人は初めてありのままの自分でいる安心感が生まれる。
・自己分離がある限りは何かにならなくてはいけない強迫観念、恐れや不安によって、ありのままの状態でいることができない。
▼思ったこと
自分を知る、ところが結局の「心地の良い人生(?)や生活環境をつくる」近道なのかもしれません。
湘南や環境の良い郊外に住む人の人生QOLが爆あがりしている印象は、嫉妬と羨望で見つめています。
たいてい彼らの話をきいていると、”コーチになった(自己内省や理解を深めて)、今に至る”という彼ら。自身の快適なポジションやあり方を、うまく模索しているように見えます。
別に湘南や鎌倉に引っ越したいわけではないですが(笑)、そういう境地というか自分であることに、今の私はどこかで「そんなのはまやかしだ(=内省から回避したい)」と相手をdisる自分(嫉妬)と、本心では「とてもとてもうらやましく、どうやったらなれるのだろう」ともがいている。
本をよみながら、NOTEで書いていると、そんな素直な自分の自分に気が付きました。こんな気づきを1章から教えてくれる。というのが本著。
だからといっていきなり離婚するとか、転職するとか、大きな負荷のかかることをすることはないですが(少なくとも離婚は今のところないかな・笑)。
一例ですが、過去に上記の状態を作り始めている30-40代の女性に合いました。その人は、内省や自分のニーズをフラットにしる過程で、離婚をして心地の良いパートナーをみつけ。のち、鎌倉に引っ越した外資デキつよ女性パートナー職をやってる方にいろいろとお話をききました。また高齢出産とおっしゃってましたが、お子さんも授かったと。なお、前夫とは生活価値観では「子供を持つ選択肢なんて全くなかった」と言っていました。
子を持つことがいい、悪い、ではなく、彼女は現在のパートナーとの生活に満足しているように見えました。
その方がいまどうしているのかわかりませんが、”キャリア・経済状況が人もうらやむ環境にこだわる、という軸からすっかり離れたことが、自分を楽にした”という印象でした。お仕事はお好きそうでした(?)ので、その外資でパートナーでもやってるかもしれません。
つよつよ(笑)。自己理解・受容もできてて、経済的な心配もなくて、最強感。
今のキャリアを別にキャリアダウンする必要も、無理に上げる必要もない。その人の生活環境で、経済的心配がないレベルが一定担保できていればそれでいい気もしています。
経済的な余裕があるのなら、そのつかいかたは本人が「好き」と思っているものに使ってる自由さや純粋な楽しみを持っている人は素敵だと感じます。
友人でポルシェ(2000万円)に乗っている人もいる。それも素敵。車が好きで、ポルシェを買った、と。素敵な理由。A級ライセンスまでとっているから運転が楽しいだろうなぁ、と。
郊外に家をもち、湘南の波の音をききながらランニングをして、週末は奥さんとBBQをしたり友人とのんびり過ごしている姿の人も。
どれもあこがれです。
自己理解・受容をしているようにみえる方との時間は肩の力が抜けて穏やかで、その上、ポルシェをみながら車の楽しさをきらきらした目で語ってくれる表情は、何よりも素敵でした。
▼本の紹介
ワークブックのQRコードでPDFダウンロードできます。すこしずつですがワークに取り込み→ワークする→1章ごとにワークの背景・意味・解釈を理解できます。
ボリュームも5分でよめて、10分でワークレベルなので、1章ずつ進めていくにもおすすめの週末のワーク。
個人的には週末にやるのがおすすめ。平日の仕事の忙しさから別の気持ちや場所になっているところがよさそう。
かつ、内省・自分にむきあう作業なのでいちばん脳がフレッシュな状態で朝イチがおすすめ。夜だとつかれているので、「内省」には体力がない。
あと、日中(平日)だと、仕事のメール・チャット・Slack・Twtter(X)のノイズ(笑)がこないうちがよいかと。なお、今日は日曜日の朝8時にワーク中。
他にも気になる本は↓な感じ。