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フィリピンで「ソーシャルワーカー」と紹介された時のこと
私は、名刺に、2つの肩書をつけている。
ひとつは、「行政書士」
もう一つは「社会福祉士」
このダブルライセンスをいかした仕事ができたらと日頃から思っている。
うちの事務所のキャッチフレーズも
ソーシャルワーカーとしての「頼れる街の法律家」なのだ。
外国人のクライアントには、Administrative Scrivenerとか、public notary、notary public と英訳しても、そのような資格?仕事?がない国が多いのかなんだかピンとこないようで、リアクションは今一つだし、時には、入管に在留申請してくれる「エージェント」扱いされてしまうこともある。
しかし、これに対して、「社会福祉士」を「 Social Worker」と紹介されるとまるで違う反応が返ってくるのだ。
先日、マニラに行った時、ストリートチルドレン支援NGOカンルンガンを訪問した際、「彼女も、ソーシャルワーカーなのよ」と紹介された時、思いもしなかった熱いリアクションを受けた。
「まあ、そうなの!あなたはソーシャルワーカーなのね!」
といった感じで、リスペクトの眼差しを向けられてしまったのだ。
正直、嬉しかったと同時に、「そんなたいした者じゃ・・・」とちょっと肩身が狭かった。
フィリピンのマニラは、2015年に訪問してから8年ぶりだ。
真っ黒い排ガスを出して走り回るジプニーは見なくなり、おしゃれなスポットがどんどん建設されているマニラ。
以前よりはストリートチルドレンは、その姿を見なくなったものの、格差が広がる貧困問題は深刻だそうだ。
そんななか、まさに、体を張って頑張っている「ソーシャルワーカー」の皆さんたち。頭が下がると同時に、日本で、わたしにできることはないかと考えさせられた。