成子坂行政書士事務所

代表 奥脇由利子(行政書士・社会福祉士)離婚協議書・遺言書・成年後見、永住・帰化、女性の起業支援が得意分野です。介護・DVシェルター・手話・多言語通訳等多方面にネットワークがあります。女性が相談しやすい事務所を目指しています。//http://www.okuwaki-gs.jp

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マガジン

  • 超高齢化社会に備える

    介護・成年後見・相続・遺言・空き家問題など、超高齢化社会の問題をとりあげました。

  • 日本に住む外国人の方へ

    外国人が日本で生活するうえで必要な行政手続きについての記事です。

  • 福祉のこと

    子ども・障害者・高齢者の福祉全般について

  • 結婚するとき 離婚するとき

    結婚や離婚にまつわる法律や福祉制度についての関連記事をまとめました。

最近の記事

「発酵カフェ≒行政書士相談✖発酵食品ミニ知識」はじめました。

いざ、行政書士事務所に、遺言書の相談に行くというのは、なかなかハードルが高いけれど、行政書士にはいろいろと聞いてみたいことがある・・・というお声をよく聞きます。 また、いろいろ聞いてみたいことはあるが、まず何から聞いたらいいかわからないという方もいらっしゃいました。 なんとなくの不安や疑問を、知らない人とは嫌だけれど、お友達と一緒になら、お話を聞いてもらいたいという声もありました。 そこで始めた試みが、「発酵カフェ」です。 発酵カフェのコンセプトは、行政書士相談✖発酵

    • 講演会のお知らせ「知っておきたい日本の相続のこと」

      日本人と国際結婚をした外国人女性の方を対象に、日本の相続の仕組みについて、わかりやすく解説します。 日本の遺産相続については、まだよく知らない、どこに相談したらいいのかわからない、と思っている方を対象とした少人数形式の講演会です。 少人数の講演会ですので、予約制となります。 当事務所のホームページの「お問合せ」フォームよりお申し込みください。 講演会「知っておきたい日本の相続のこと」 日時:2024年8月14日 14:00~16:00 場所:成子坂行政書士事務所    新

      • フィリピンで「ソーシャルワーカー」と紹介された時のこと

        私は、名刺に、2つの肩書をつけている。 ひとつは、「行政書士」 もう一つは「社会福祉士」 このダブルライセンスをいかした仕事ができたらと日頃から思っている。 うちの事務所のキャッチフレーズも ソーシャルワーカーとしての「頼れる街の法律家」なのだ。 外国人のクライアントには、Administrative Scrivenerとか、public notary、notary public と英訳しても、そのような資格?仕事?がない国が多いのかなんだかピンとこないようで、リアクショ

        • 窓口の「たらい回し」とクレーマー対策

          窓口で『たらい回し』にされるのは、なにも、お役所に限ったことではありません。 最近、げんなりするほど多いのが、「サービス窓口」に行っても、お問合せの電話番号を案内されるだけ。そして、そこに電話しても、延々と場合分けのダイアル番号を推した末、「ただいま電話がつながりにくくなっております」のアナウンス。 私なぞは、だいたい途中で、嫌になっちゃって、問題はちっとも解決しません。これも、『たらい回し』の進化系なのではないでしょうか? しかし、逆から見ると、窓口やサービスカウンタ

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        記事

          今年の抱負を考えてみました

          昨年の仕事を振り返って、今年の抱負を考えてみました。 仕事をしていて嬉しいことは、お客様に喜んでいただいたことです。 年末の28日に入管から、在留資格認定証明書が届き、さっそく電話でお知らせしました。 申請人は日本に帰化された方で、ご自分の会社に本国から親族を呼びたいと申請されていました。 電話口で、声を詰まらせて「良かった」「本当に良かった」と繰り返しおっしゃっていました。私は無神経にも、「泣いているんですか?」などど、言ってしまい、あとで反省しました。 思い返せば、在留

          今年の抱負を考えてみました

          老いに備えるのは案外むずかしい

          65歳から高齢者、75歳から後期高齢者というけれど 同じ年齢でもひと昔前のお年寄りと現在の高齢者とでは、意識も容貌まるで違っていると思います。 平均寿命は伸びるばかりですが、健康寿命は?と考えると、「永すぎた春」ならぬ永すぎる老後に不安を覚える人は少なくないでしょう。 しかし、実際、私の周りの女性たちは、70歳過ぎたら、老いへの不安がなくなったという人が案外多いのです。 なぜなら、もう老後だから、老後の心配をする必要がなくなったというわけです。 その答えだけで、もうリ

          老いに備えるのは案外むずかしい

          それ本当?と思いながらもつい見てしまうネットの相談事例には気を付けよう

          コロナ禍を経て、匿名で相談できるというオンライン相談が大流行りです。 以前から、女性の困りごとを相談できる「電話相談」は、行政のやっているものやNPOがやっているものなどいろいろとありましたが、最近はチャットで相談できるというサイトもたくさんあります。 しかも、相談者は匿名でも、相談にのる方は、弁護士や心理カウンセラーなど専門家だったら、なおさら心強いことだと思います。 夫婦関係や家族の問題、離婚やDVで悩んでいる時に、手軽に相談できるサイトは、今では、社会資源のひとつにな

          それ本当?と思いながらもつい見てしまうネットの相談事例には気を付けよう

          わたしたち「ヒルフェ」の行政書士は「高齢者見守り登録事業者」です。

          公益社団法人成年後見支援センター「ヒルフェ」新宿支部は、新宿区の「高齢者見守り登録事業者」として登録されています。 わたしの成子坂行政書士事務所は新宿区にありますので、わたしも「ヒルフェ」新宿支部の会員になっています。 この事業は、高齢者が安心して暮らせる地域づくりを進めていくため、高齢者に身近な事業者が、業務中に気づいた高齢者の異変を高齢者総合相談センター等へ連絡し、関係機関と連携して地域の高齢者をゆるやかに見守っていこうという事業です。 ひとり暮らしのお年寄りを支え

          わたしたち「ヒルフェ」の行政書士は「高齢者見守り登録事業者」です。

          人によって全然違う?最期を迎えるときのイメージ

          最後の瞬間まで自分らしく生きたい 終活コンサルタントとして、お話をお聞きするときに思うのは、ご自分が最期の瞬間を迎えるときのイメージは、人によってこんなににも違うのだなということでした。 ある方は、自分が認知症を患うようになっても、困らないように遺言書を残しておきたいとおっしゃいます。 自分が認知症になったら、介護施設に入れて欲しい・・・。 自分の介護で、子どもたちの貴重な時間を奪いたくない。 だって、人生は短いのだから。 ある方は、両親がそうだったように、自分もぽっく

          人によって全然違う?最期を迎えるときのイメージ

          【女性のための遺言書講座】遺言状の「付言」の持つ意味について

          残された家族に残す最後のメッセージといわれる、遺言状の「付言」。 それは、書き方次第で、感動の一文にもなれば、後々の争いのもととなることもあります。 そして、おひとり様こそ、遺言状のなかでは、法的な効果がないとされている「付言」を残すのことが、大きな意味ももってくると思います。 講座では、この「付言」について考えてみようと思います。 日時:2023年9月13日(水) 時間:15:00~16:00 場所:成子坂行政書士事務所(西新宿駅徒歩4分) 定員:5人(先着順) 申込

          【女性のための遺言書講座】遺言状の「付言」の持つ意味について

          「遺言書」を書いておきたい年齢は?

          「PLAN70」で「遺言書」を書いてみる 「終活」を始めようと思ったとき、まず気になるのは、「遺言書」をどうするかだ、という方も多いと思います。 「終活」のご相談をお受けしている時、いくつになったら、遺言書を書いておくべきなのか、ということもよく聞かれます。 もちろん、個人のご事情は様々ですが、わたしは、少なくとも、70歳までには、一度は、遺言書を書いてみてもいいんじゃないかと思っています。 どうでしょうか。早すぎますか?遅すぎますか? 遺言書は70歳までには書いてお

          「遺言書」を書いておきたい年齢は?

          意外と意外と知らない財産調査の方法

          遺産相続でも、遺言書でも、まず必要なものは? 親や配偶者が、遺言書を残さず、突然、他界した。 そんなとき、どうする? 相続財産はおおよそのことは知っていても、そのすべてを把握して手続するのが大変だったというお話しはよく聞きます。 特に、女性は、配偶者の財産をすべて把握されている方は少ないのではないでしょうか。 そこで、実際に財産調査はどうやったら良いのかを、わかりやすく解説するオンライン講座を開催します。 ぜひ、ふるってご参加ください。 オンライン講座「意外と知らない

          意外と意外と知らない財産調査の方法

          無戸籍/無国籍の方の相談に同行します

          成子坂行政書士事務所では、新宿区にお住いの無戸籍の方の相談に、法務局や新宿区役所に無料で同行いたします。 無戸籍でお困りの方には、法務局で無料相談を行っていますが、このことを案外、ご存じない方も多いと思います。 そもそも、お役所に、何かあったら相談に行く、という発想がないという方も多いと思います。 全国どこの役所にでも無料で同行することは出来ませんが、わが成子坂行政書士事務所のある新宿区にお住まいの方になら、いつでも同行いたします。 無国籍の方は、無戸籍よりも、どこに

          無戸籍/無国籍の方の相談に同行します

          永住,帰化…申請は自分でやるか、行政書士に頼むか、それが問題だ。

          永住許可申請と帰化申請、どちらも、当事者にとっては、大きな意味を持つ申請ですが、自分一人でできるものなのか、それとも、行政書士を頼んだ方がいいのかは、結構、悩みどころではないでしょうか。 これらの申請を検討している方は、安定した在留資格を持っている方なので更新できなかったらどうしようと悩んでいる方はいらっしゃらないと思います。 更新はあっさりできたのだから、永住許可申請も自分でやってみようという方も多いと思います。 もちろん、ご自分で申請して、あっさり認められる方も多い

          永住,帰化…申請は自分でやるか、行政書士に頼むか、それが問題だ。

          永住許可申請取次をして思うこと

          わたしが、外国人の在留許可申請取次をしているなかで、「永住許可申請」の申請取次は、ほかのとはちょっと違うなと思うところがあります。 それは、新世界で再出発しようとする方の想いに触れるからでしょうか。 4月は、人生の節目と言われる時、たとえば、入学、進学、就職、それらが集中する月です。 自分の生まれた国で、その節目を迎えるだけでも、気が引き締まるわけで。 また、転職、転勤とでもなったら、それこそ新しい地で「再出発」と決意新たな旅立ちでしょう。 でも、生まれた国ではない異

          永住許可申請取次をして思うこと

          移民の子どもたちの過酷な現実を描いた映画「トリとロキタ」に”今”を見る

          ベルギーでは、18歳未満の保護者のいない移民の子どもたちに無条件で滞在許可が得られる しかし、18歳になったら難民として認定されない限り国外に追放されてしまう。この映画は、ロキタがビザ取得のために、面接を受けているところから始まるのだった。 監督は、カンヌ映画祭、アカデミー賞などの数々の賞を受賞しているジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ兄弟。BGMなし、手持ちカメラでの撮影など、ドキュメンタリー風なフィクションを撮り続けている。 ヨーロッパに来た移民のうち、保護者の

          移民の子どもたちの過酷な現実を描いた映画「トリとロキタ」に”今”を見る