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遺言書を書くタイミングはありますか?
遺言書は、遺言者が、残された家族に、自分の遺産の分割方法を指定したり、メッセージをを伝えたいときに書くものです。
では、遺言書はいつ書くのがベストなタイミングなのでしょうか。
わたしは、ご相談者から、いつ書くのがベストかと聞かれたら、それは今でしょと答えることにしています。
遺言書のことを考え始めたなら、それは、今がそのタイミングなのです。
遺産分割協議書の作成を相談に来られた方が、口々に、「遺言書さえ、残してくれていたら」とおっしゃるのを聞くたびに、そう思うようになりました。
ひと昔前までは、遺言書は、山崎豊子の小説に出てくるような富裕層が書くものと思われていました。
しかし、超高齢化社会となった日本では、遺言書も遺産相続問題も、富裕層だけの問題ではなくなっているのです。
特に、男性に比べて、平均寿命が長い女性の場合、おひとりさまでも、結婚や再婚した場合でも、子どもがいてもいなくとも、遺言書についても考えなくてはいけない時代になっています。
最近は、書店にも遺言書の書き方についてのガイド本が並んでいます。
しかし、それを見ると、つい。まだまだ、男性目線の遺言書の書き方だなあと思ってしまいます。
奥脇行政書士事務所では、「女三界に家なし」といわれたのは、はるか昔のことと笑って済ませられるような、今の時代にあった遺言書の書き方のポイントを「女たちの遺言書シリーズ」としてまとめてみたいと思っています。