老いに備えるのは案外むずかしい
65歳から高齢者、75歳から後期高齢者というけれど
同じ年齢でもひと昔前のお年寄りと現在の高齢者とでは、意識も容貌まるで違っていると思います。
平均寿命は伸びるばかりですが、健康寿命は?と考えると、「永すぎた春」ならぬ永すぎる老後に不安を覚える人は少なくないでしょう。
しかし、実際、私の周りの女性たちは、70歳過ぎたら、老いへの不安がなくなったという人が案外多いのです。
なぜなら、もう老後だから、老後の心配をする必要がなくなったというわけです。
その答えだけで、もうリスペクトですよね。もちろん、経済的に安定した基盤をもっているから、そう思えるのでしょうが。
しかし、そんな彼女たちにも、悩みはあるようで、それは、自分の未来についてどこまで計画を立てればいいかということだそうです。
長寿社会とはいえ、身近な家族や友人が認知症になったり、老人ホームに入ったりするのをみて、他人ごとではないと思うそうです。
そして、誰しも自分がそうなったら、自分で自分の面倒をみるわけにはいかず、どうしたものかと。
そんな元気な高齢者の未来を一緒に考えるお手伝いができたらと、成子坂行政書士事務所の私たちはいつも思っています。