「遺言書」を書いておきたい年齢は?
「PLAN70」で「遺言書」を書いてみる
「終活」を始めようと思ったとき、まず気になるのは、「遺言書」をどうするかだ、という方も多いと思います。
「終活」のご相談をお受けしている時、いくつになったら、遺言書を書いておくべきなのか、ということもよく聞かれます。
もちろん、個人のご事情は様々ですが、わたしは、少なくとも、70歳までには、一度は、遺言書を書いてみてもいいんじゃないかと思っています。
どうでしょうか。早すぎますか?遅すぎますか?
遺言書は70歳までには書いておきたい理由
なぜ、70歳なのか。
ひと昔前なら、70歳と言えば、押しも押されもしない高齢者でしたが、今では、まだまだ、現役で、お仕事をされている方も多いです。
だからこそ、まだ活力のあるうちに、遺言書を書くわけなので、こう言っては何ですが、理想の「終活」を書けるのではないでしょうか。
心身ともに、健康ならば、前向きな遺言書になるでしょうし、なにより、元気なご友人たちも多いわけで、いろいろと相続に関する情報交換もできると思います。
そう、今の時代、70歳は、「孤独な老人」とは程遠いのです。
周りを見回して、知っている人は、みなあの世に逝ってしまった・・などということにはなりません。
「遺言書」を書く前と書いた後で、変わるもの
活力のあるうちに、「終活」を始めると、残された人生をいかに有意義なものにしなくてはならないかというのが、身に染みて感じられるそうです。
「終活」をきっかけに、考え方が変わったという方も多いです。
やりたいと思ったことは、何でもやっておかないと。
人生は、短い、としみじみ感じられると言います。
70歳、「これから」がまだまだ長いからこそ、遺言書を書いて、一度、自分を見つめ直すのもいいのかもしれません。