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まずは、エンディングノートから書き始めてみませんか
わたしの所属している東京都行政書士会が、設立した公益社団法人成年後見支援センター「ヒルフェ」では、『みちしるべ~わたしらしくありたい、わたしの思いを伝えます~』という、いわゆるエンディングノートをつくっています。
今までの人生を振り返って、これからの人生をどうしたいかの「みちしるべ」になるようにとつくられたノートです。
遺言書の作成を考えて、相談に来られた方に、こちらを紹介しています。
しかし、最近、わたしは、エンディングノートを書くことには、遺言書作成や成年後見といった将来に備えるための準備意外に、別の効果もあるということに気が付きました。
それは、エンディングノートを書いている時、ウイッシュリスト(Wish List)が思い浮かんでくるという、意外な効果なのです。
ウイッシュリスト(Wish List)、つまり願い事のリスト、希望事項リスト。エンディングノートを書いていると、「死ぬまでにこれだけはやっておきたいリスト」が思い浮かんでくるのです。
エンディングノートをいつ書くか。
これも、書こうと思った時が、そのタイミングです。
そして、その時期が、60歳代か、70歳代か、若ければ若いほど、やっておきたいことも、多いわけで。それこそ、これからの人生の希望にもつながるというわけです。
超高齢化社会に生きる私たち、誰もが自分の最期を予測することは難しいけれど、自分の願いを見つけて、かなえることは出来るはず。
それには、まず、自分が何をしたいのか、心の中を見つめる時間も必要なのです。そんなときにもエンディングノートはお役に立つと思います。
そこが、わたしが、遺言書はまだ早いかなあと思っている方にも、エンディングノートを書くことをおすすめする理由なのです。