【小説】 境界知能
境界知能について
TVでクローズアップしているのをみた
えっ、私ここのIQなんだけと、、、。
佳世子、バカなの?
と、電話ごしに言われたことがある。
どこかの教育支援をする会社の執行役員の人に
境界知能という言葉があるじたい
知らなかった佳世子だった
確かに学生時代
授業のノートを書くのが苦手だった
書くことはかくのだけれど
後で読み返すと
まとまり感はないし
ぐちゃぐちゃでよくわからなかった
よく友達にノートを貸してもらって
それをまた書いて頭にいれこんだ
もし、境界知能及び知的障害ならば
あの
密室の示談書は無効なのではないかと
思った
そもそも
何枚も何枚もなんで確認書、示談書
約束を書かされなければいけないのか、、、。
相手のしていることは
ヤクザさんより
怖いことだったのではないかとあの時
佳世子はなんで震えているのかがわかり
本当に怖い人にあったと思う今日この頃
守っていたのは
淳に振られた
2000年
池田がずっと慰めていたから
そのことを忘れなかった感謝の思いから
制御できていた
佳世子の衝動
でも、よく考えれば佳世子の同級生の同じクラスのユキちゃんと付き合っていたのに
友達として佳世子をみていたのではなかった
だってカラオケに行った
2000年
キスされそうになって
佳世子は嫌がって
嫌だと言った
だって
最近まで
親友だと思い込んでいたから、
でも、な、、ワケないよね。
佳世子に理解ある人は言った
あーあのレイプまがいの男か、、、。
まー
不倫にすれば
何も咎められないと思ったんだろうな、、、。
カヨじたいは忘れられないよな
そんなことされたら
まぁ、男のほうはサッサと逃げたかったんじゃないかな。
みんなが繋がっているのも
カヨにとっては怖かったよな
不倫だったらあんなに脅されるのかな?
なんて思いながら
公然性はないから
刑事事件にできなかった
示談書を書いた後でも
死ね
いいか、大人しく
イイ子にしていればいいんだよ
なんて、ふつー不倫しているなら
言わないと思い
民事にもできないなら
治安の悪くなった世の中で
強きものが生き残れる時代
弱い子は弱い子なりに
池田が言ったようにバカだから
確認書
載せるね
カラオケだけだから
何もしない
安心しては、ウソで
性的に近づいたイケピーは
自分がやばい立場になったらお金で解決して
何、不自由なく
人、1人を排除して
楽しんで生きていたんだから。
だから、確認書はのせる
会社は私物化してはいけないことぐらい
株を上場しているなら
頭のいい
立派な社会人ならわかるはずだから。