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傷つけてくる人から離れる
どんなに尊敬する人でも
どんなに好きな人でも、
自分のことを傷つけてくる人や
悲しませてくる人からは離れる。
憧れの気持ちがあると
「でも、いいところもあるし……」
と思うかもしれない。
けれど、そんなときに
「いやいや、どんなに好きな人でも、
自分のことを傷つけてええわけない。
悲しませてええわけない」
と思えるかどうかが分岐点になる。
傷つけてくる人の存在は
もっと自分を大切にするようにと
教えてくれる。
離れるのがつらくても
離れてみると
傷つくことや悲しむことがなくなって
世界が鮮やかになる。
もし、簡単に離れられない関係であれば
物理的にも心理的にも、
できるだけ距離を置く。
傷つけられることに慣れてはいけない。
自分を大切にすると
自分を大切にしてくれる人と出会えるから。
そして、不思議なことに
自分を大切にすると
すでに出会っている人や、環境、出来事……
今いる世界が優しくなったように感じられる。
「世界って、本当はこんなにあたたかくて優しかったんだ」
と思える日がくる。