サイダーランド・イン・カナダ　Vo.5

2023年5月8日から1週間カナダ東部にサイダリー訪問とサイダー事情を探りに行ってきましたので、その様子を旅行記の形でご紹介しています。
Vol.1こちら、Vol.2こちら 、Vo.3こちら、Vo.4こちらからご覧下さい。

さて、昼にサイダー事情探索したら、やはり夜はサイダーを飲んで楽しまなくてはなりません。トロントでサイダーといえば、ここは絶対に外せないというサイダーバーレストランをこれまたカナダサイダー協会のバリーから教えてもらっていたので、今回同行していた皆さんと合流して向かいました。

その名もHER FATHER’S CIDER BAR+KITCHEN（ハー・ファーザーズ・サイダー・バー・キッチン）。
カナダ人は残業などしないので、仕事後のハッピーアワーが一番人気だから、混んでるかもしれないと話していたのですが、足を踏み入れたら、なんと店内は満席の超人気店！
外のガーデン席ならいいですよというので、もちろん迷わずガーデンへ。

小さくちょっと拍子抜けした入口ですが、一歩踏み入れると人気のほどが一瞬でわかる店内。

早速メニューを見て、ひれ伏すほどの素晴らしいサイダーのラインナップ！
どれを飲むか選ぶのを忘れるほど見てるだけで幸福度200％。

カナダのサイダーは州表記がされていて、充実ぶりは当然のこと、フランス、アメリカ、イギリス、スペインなど世界中サイダーランができるほど。私が輸入を手掛けるミシェル・ジョドワンもラインナップ！

ドラフトサイダーも6タップとこちらもさすがの専門店！
そして言うまでもないけれど、もちろんサイダーフライトもできます。

そしてやっぱり仕事を失念し、飲みに走ってしまい、しっかりグラスで注文をしてしまいました。明日は朝が早いので心配です。

ドラフトサイダーからイングリシュスタイルのスクランピーの文字を見つけ、注文したのですが、あいにくの品切れ。店員ジェスおすすめの似たスタイルのサイダーを注文。

食事のメニューは最近のスタイルで食材が記載されてるタイプだったので、何となくの想像を搔き立てながら注文をしてみました。

この日の食事のメニュー。ここからお皿を想像するのは至難の業。
そういうのもひっくるめて楽しむのがいいのかも知れません。

スターターはシーザーサラダを。このレモンの切り方が斬新で、日本では見たことがないかもしれません。とてもよく絞れました。

そして、同じくスターターよりマイタケのニョッキ。
ねっとり感がたまらなく、ちょっと濃いめの味つけを爽やかなサイダーが喉をクリーンにしてくれます。

そしてスターターの締めは黒焦げナス。ペーストが甘みがあっていいし、エスニック風味の味付けがサイダーとマッチます。

前日に行ったBrick Works Cider Houseもそうですが、かなりエスニックの要素がメニューに取り入れられていて、トロント人の好みなのか、最近の流行なのかわからないですが、サイダーとエスニックの相性の良さをしかと受け止めさせていただきました。
エスニック料理にはサイダーを！をいう決め台詞が頭の中にもれなく追加されました。
09/05/23

Vol.6に続く
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