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もう体調不良は求めない
かつては、「これを乗り越えるまでは体調を崩せないぞ」「でもこれを乗り越えたら寝込んでやる」ってよく考えていた。
でも最近は、「これを乗り越えるまでも、これを乗り越えたあとも、ずっと体調は崩したくない」「ぎりぎりだとしても寝込まないようにはしたい」って考えるようになった。
これ、けっこう大きな変化で。
「体調を崩すこと」を、いかなる場合も求めないようになった。
当たり前のことのように聞こえるかもしれない。
でも、心が弱ってるときは特に、「いっそ寝込みたい」と思うことはよくあって。
たとえばそれは、体調を崩すことで罪悪感を減らしたい、ということの裏返しだったりする。
でも、今は、そんな屈折した考えより、ただただシンプルに、体調を崩したくないと、素直に思える。
なぜか。
本当に体調を崩したらそれはもう辛い、ということを、やっと覚えたから。
そして、僕が体調を崩したら本気で心配してくれる人がいる、ということを、やっと信じられるようになったから。
だから僕は、少なくとも寝込まずにすむぐらいの体調を、貪欲に維持する。
そのために、無理をしない。
口先だけじゃなくて、ちゃんと、無理をしない。
身体も、心も。
そして食べる。
寝る。