《詩》長電話
君とは最近
随分と短期間なのに、随分と長く話をしてるね
文明が発達したおかげで
遠くにいても心を通わせ
遠くにいても声が聞こえる
文明の発展に感謝を感じる程に
君とこうして話せることが
幸せな時間だとまだ気づいているけど、気づきたくない。
今日もまた君が電話しようと誘惑するから
声が聞きたくてボタンを承諾してしまう。
さっき電話し始めたばかりなはずなのに
いつの間にか太陽が追いついてしまった。
君が起きれなくなっちゃうから
おやすみと言いたいのに
まだ話したそうな声が可愛くて
まだ夜が続くように
わがままな願いを思ってしまう。