[INFJ]幸せはチョコレート

幸せは、求めるものではなく気が付くものである。多くの人は、自分の幸せの理想像、幸せの条件ばかり追いかけて、自分がすでに手に入れている幸せを味わおうとしてない。

あと○○キロ痩せたら、きれいになってきっと幸せになれる！、年収が○○になったらきっと幸せになれる！

そうやって、幸せを追い求め、現実とのギャップに疲れてしまっている人も多い。

だが、すでに近くにある（手に入れている）幸せに気が付いて、その幸せを噛みしめている人は少ないのではないだろうか。

このことに気が付いたとき、幸せはチョコレートと同じだなと思った。

ほしいチョコレートをたくさん集めることに集中してしまい、たくさん集まったチョコレートを一向に味わわなかったら、意味がない。

幸せのピースをたくさん集めてもそれにもう一度目を向けて味わうことをしなければ、自分がたくさん幸せのピースを持っている事すら忘れてしまう。

せっかく努力して手に入れたものなのだから、定期的に味わってみたらいいと思う。本当のチョコレートは一度食べたらなくなってしまうけれど、幸せは何度味わってもなくならないのだ。

ここで、こんな不安を抱く人もいるだろう。

身近にある幸せに目を向けること＝現状維持につながってしまう＝退化の始まりである　という不安だ。

だが、それは違う。

試しに30分ほど時間をとって、今自分が手に入れている幸せのチョコレートを確認してみてほしい。（衣食住に困っていない、青空がきれいだなと感じることができる、きれいな水がたくさん飲める、ふかふかのベットにダイブすることができる etc.）

30分後にはきっと、前に進んでいくパワーがみなぎってきていると思う。

すでに持っている幸せのチョコレートを味わうことは、退化につながるどころか、前に進んでいく燃料になり得るのだ。

自分の理想に向かって進んでいくのも大切だが、疲れてしまったときは身の回りに目を向けて些細な幸せ（自分は恵まれているなと感じる点）を感じる時間をとってもいいのだ。