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「時間がある」は大チャンス!? 駐在妻が、自分の「好き」を見つけるヒント


はじめに

前回の記事で、メンタル管理には「自分の『好き』にフォーカスすることが大事」ということを書きました。

でも、そう言われたって自分の好きなことが分からないよ!
無趣味なんだけど…
という方もいらっしゃると思います。

そんな訳で今回は、自分の「好き」を見つける方法について。

「せっかく駐在帯同中で時間があるのに、打ち込めるものが何もない」とモヤついている方へ、少しでもヒントになれば幸いです。

駐在帯同で「時間がある」は大チャンス!

駐在妻の皆さん、日本にいた時と比べて「時間がある」と感じますか?

これは置かれた境遇によって、本当に人それぞれかと思います。

乳幼児を育てている、自分も働いたり学校に通ったりしているなど、忙しく過ごしている方もいれば、子どもの手が離れているor子無し、海外転勤を機に専業主婦になって日本より時間ができたと感じる方もいらっしゃると思います。

私自身はというと、日本では出産前はフルタイム正社員、出産後は未就学児にかかりっきり(専業主婦)だったため、アメリカで娘が毎日学校に通い始めてからは、急に自由時間ができて「暇だな」と感じるようになりました。

何か打ち込めることがあれば良かったのですが、万年無趣味の私はやりたいことが思い浮かばずに大変困ります(笑)

なので、アメリカ生活の最初はとにかく時間を持て余す日々を送っていたのですが、この「余白」が逆にチャンスだったと今振り返って感じるのです。

ヒマだから発見できた!自分の「好き」

その1:発信

娘が学校に通う 9:00~14:30×5日間=週27.5時間(!)の一人時間を手に入れた私は、とりあえず少しでも興味のわいたことに取り組んでみることにしました。

当時アメリカに来たばかりで知り合いもほとんどおらず、かといって慣れない異国の地(かつ当時は真冬!)に一人出かけるのも億劫。それでもなんとなく外界と繋がって孤独を紛らわしたい欲があったからか、手を出したのはSNS関連!

今はやめてしまったものもありますが、アメブロ、Youtube、インスタグラム、この今書いてるnoteも然り。ブログとYoutubeは、夫から「せっかく海外に来たんだから思い出記録のつもりでやってみたら?」と言われたことから軽い気持ちでスタート。

発信にも様々な種類があり、実際にしばらくの期間試した結果、今はこんな感じに落ち着いています。↓

①インスタグラム:アメリカ生活情報発信。一番コンスタントに発信し、会社員の仕事以外のちょっとした副収入にも。フォロワー約1.2万人。
②YouTube:旅行Vlogが中心。ゆるーく続け、登録者数約900人。
③note:アメリカ現地での就活について記事化したのが始めたきっかけ。インスタでは書ききれない、マインド面の内容を中心に。

始めた当初は自分がSNSを2年半も継続できるなんて微塵も思ってなかったし、これが自分の「好き」だということも、やっていく中で気づいた感じです。

時間が有り余っていたからこそ発見できたことの1つです。

SNS発信という「好き」も、ヒマだったおかげで発見できた

その2:読書

海外生活が始まって以来、年間100冊以上の本を読んでいる私。
しかし恥ずかしながら、日本にいた時はほどんど本を読まない大人でした。

読書記録は「ビブリア」というアプリで管理

実は多読を始めたきっかけも、偶然の「ヒマ」が重なったから

・年末年始のカンクン旅行でひどい胃腸炎になり、2~3週間ほとんど外出できない状態に(笑)
・駐在2年目を迎えて何もしていない自分にモヤモヤしていた矢先、ちょうど現地での就活に向けて動いており、自己分析・啓発系の本に興味が湧いていた。

家に引きこもらざるを得ない状況+就活に向けて動き出すフェーズが重なり、そこから読書を始めたところ、どっぷり本の魅力に浸かり…!

今では歯磨き、顔洗うのと同じくらいのレベル感で、「本を読まないとムズムズする」みたいな感覚になっています(笑)

最近読んだ本たち。啓発、小説、ビジネスなど幅広く、自分のアンテナに引っかかったものを。

その3:ブロードウェイ鑑賞

今では月1回以上ブロードウェイ通いするほどのオタクに成り上がっていますが笑、実は日本ではミュージカル鑑賞経験ゼロ!
(あの劇団四季すら観に行ったことなかった…)

ミュージカルに関しては完全に「余暇の趣味」ですが、これも時間があったからこそ見つかった「好き」の一つだなと思います。

仕事が休みの日は、子どもが学校の間に劇場に通う日々(笑)

定期的な「余白」が大切

時間があると「何かしなきゃ」と焦りがちだけど・・・「余白」って人生において意外と大切な気がします。

余白があるからこそ新しい発見、気づきを受け入れる余裕がある。

ヒマなことをマイナスに捉えて自己嫌悪に陥るのではなく、何か新しいことが生み出されるチャンスだと捉える。

自分の「好き」を見つける上で、それこそ読書も大きな助けになりました。
アメリカに来てから200冊以上の本を読んだ私が「これは!」と思った2冊を最後にシェアして終わりたいと思います。

「やりたいこと」を見つける方程式が示されていて、読めば迷いが減る。
ワークもついており、アメリカで就活する際の「自己理解」に使いました。

大好きな尾石晴さんの書籍。自分の幼少期からの過去を見つめ直したり、日々のログを取ったりすることで、いつもアンテナに引っかかることや好きなことが見えてくる。こちらもワーク付き。

おわりに

いかがでしたか?

今モヤモヤしている駐在妻の方たちの気持ちが、少しでも軽くなれば嬉しいと思い執筆しました。

「好き」を見つけたあとは、その継続
何事もモチベーションがあるからこそ続けることができます。

私自身の3つの「好き」の話をすると

・ブロードウェイは完全なる「推し活」。ご褒美・癒し・生きる活力(笑)

・読書は未来への「自己投資」。実際学んだことは仕事や日常生活、自分の思考などに大きく影響を与えてくれている。

・SNS発信 ― これは「なんでここまで続けられるの?」とよく周りの友人からも聞かれます。最初は単純に「好き!楽しい!」という気持ちでスタートしました。しかし継続的に時間を捻出するためには、さらなる起爆剤が必要でした。そこで取り組んだのが…(続く)

ということで、この「SNS発信」に関する話の続きはまた次の記事でお届けします。

ご興味のある方は、フォローしてお待ちいただけると嬉しいです!
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それではまた次回。
最後までお読みいただきありがとうございました!


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