見出し画像

自分の「好き」にフォーカスせよ ― 駐在妻のメンタル管理


はじめに

駐在帯同中、まわりの人の優秀さや経歴に圧倒されてしまったり、子どもの教育に悩んだり(まわりがやってるからあれもこれもやらなきゃ…的な)する方も少なくないのではないでしょうか。

かくいう私も専業主婦の状態で渡米し、特筆すべき専門性などもない中、「他人と比較しては卑屈になる」といった時期がありました。

しかし、仕事をしているか否かを問わず、毎日楽しそうにイキイキと過ごしている方もいるんですよね。一方で気を病みがちな人もいて、その違いは何なんだろうとずっと考えていました。

そして2年半のアメリカ生活を送る中で、毎日楽しそうに過ごしている人たちを観察し、「ある共通点」を見出しました

楽しく過ごす人たちの共通点

駐在妻、駐在員、永住者…その属性を問わず、楽しそうに過ごしている人たちには何かしらの熱中できる「趣味」があることに気づきました。

例えば私のまわりの一例を挙げると
・走ることが好きで、仕事前後いつも走っている
・子どもが寝たあとのクラフトが息抜き
・定期的に夜散歩でジャズバーなどをめぐっている
・コーヒーを淹れるのにハマり、本格的な器具まで収集
などなど。

夫や子どもなど他人に捧げる時間ではなく、自分のための時間。

忙しい中でもこうした時間を確保できている人は、うまくメンタルバランスを保てているように見えます。

私自身の「好き」は…

上記のことに気づいてから、私自身も「自分のための時間」を意識的に確保するようにしています。

いま現在ハマっているのは「読書」と「ブロードウェイ鑑賞」。

どちらもスマホから離れ、じっくりその世界に没頭できるのが最高のマインドフルネスになっています!

NYに来てからどっぷりハマったブロードウェイ

気を病みがちな人の特徴

逆に、気を病んでしまう人も多い駐在生活。

思考に「他人軸」が入ってきてしまう方に、その傾向が強い気がします。

・〇〇さんは毎日のように友達とおでかけして楽しそう
・〇〇さんは仕事も育児も両立してるのに、私は…

しかもネット社会の昨今、その比較対象が身近な人だけでなく、SNS上の赤の他人にまで及んでしまったりするので余計に疲弊します。

生活のほんっっっの一部のキラキラ・楽しい場面を載せている駐在妻のSNSを見てしんどくなる経験、したことないですか?(私はある)

自分の人生を楽しもう!

経歴、スキル、生活水準…
上には上がいるし、比べ始めたらキリがありません。その上、いくら比較しても自分の人生には無益!

それでも比較したり、隣の芝が羨ましくなって卑屈になってしまうときは、「あ、私いま黒い感情になってるわ」と、素直に俯瞰して受け止める。

(人間だから、私含めそうした気持ちになる場面は誰でもあるはず!そんな時、自分の感情を俯瞰できると、心も落ち着きます。このマインドを身に着けるのに役立った本は、澤円さんの「メタ思考」)

そして自分の人生を楽しむことに全力を注ぎましょう

好きなことにフォーカスしたら、正直忙しくて他人の人生なんて気にしてる時間はないはず。私もブロードウェイ鑑賞&沢山の読みたい本で、もう手一杯です(笑)

とはいっても「自分の好きなことが見つからないんです」と悩まれている方もいると思います。

そんな方は、こちらの続編記事【駐在妻が「好き」を見つけるヒント】もぜひお読みいただけると、ヒントになる部分があるかと思います。↓

海外帯同で時間がある=自分の内面に向き合う絶好の機会!

帯同を機に自分の新たなスキル、今後のキャリアに繫がることすらも出てくるかもしれません。

新しい自分の一面を発見していきましょう♪

いいなと思ったら応援しよう!